今回は以前公開した配信サイトのアイコンをテンプレートに表示できるわんコメの配布プラグインに続き、ユーザーごとに設定された@handle形式のハンドル名表示から以前のユーザー名表示(チャンネル名)に置き換えすることができるわんコメの配布プラグインです。
「youtube-handle-to-name」についてよくご確認の上、ご利用をお願いいたします。
今後もこの仕様が継続することが予想されますので、正式版としてリリースしました。
不具合などありましたら、コメントなどでお知らせください。
youtube-handle-to-nameとは
「youtube-handle-to-name」は、わんコメのプラグインとして動作し、YouTubeのライブ配信で動作の変更が見られる名前の表示を@から始まるハンドル表示から今までどおりのユーザー名の表示(チャンネル名)に戻すことができるわんコメの配布プラグインです。
例えば、「@shinkunoshizuku」とハンドルで表示されている場合は、以前と同じ表記となる設定されているユーザー名(チャンネル名)の「深紅の滴(しんくのしずく)」表示に戻ります。
こちらは、テンプレートではなくプラグインであるため、これまでに公開していたテンプレートたちとは導入方法が異なります。
プラグインの導入方法や使い方は、わんコメ公式サイトのドキュメントをご確認ください。
テンプレートではなくプラグインとして制作されているため、プラグインの干渉がなければお持ちのどのテンプレートにもご利用いただけます。
APIキーの取得方法については後述させていただきます。
ハンドル表記とユーザー名表記をテンプレートでも併記したい場合には、以前公開しているテンプレートのご利用も視野に入れてみてください。
ただし、上記テンプレートも同じタイプのAPIキーを利用するため、APIの制限には引っかかりやすくなります。
上記テンプレートも利用できますが、0.1.0-betaにてハンドル名でコメントされた場合には、わんコメ本体にはユーザー名の隣にハンドル名も併記されるように調整しました。
また、0.1.1-betaからは、ユーザー名でコメントされた際にもハンドル名を取得し、必ず併記するようになっています。
配信画面上でも併記したい場合には、APIキーの制限に注意しつつ、上記テンプレートをご利用ください。
もしくは、ご自身でカスタマイズすることで、screenNameを本プラグインの情報から表示することも可能です。
また、わんコメ8.0からは、わんコメのサイト別設定内に「ハンドル名の@を取り除く」が存在します。
「ハンドル名の@を取り除く」にチェックを入れていても動きますが、チャンネル名での名前表示がデフォルトに戻るようですとチェックを入れないほうがハンドル名の大文字・小文字を正しく出力できる可能性が高いです。
現状は、わんコメのDiscordサーバーにてβ版が公開されているため、テスターとしての利用もご検討ください。
また、わんコメ9.0から搭載される「ハンドルを名前に置き換える」機能と本プラグイン(同等のほかプラグインも含む)は、同時に利用すると干渉を起こし、意図せぬ結果を生む可能性があります。
わんコメの設定、もしくはプラグイン、どちらか一方のみをご利用ください。
簡単な動作状況は、以下の動画をご確認ください。
動作はサーバー版でのデモです。
更新情報
通常版
1.1.4 メンバーシップギフト受取時の文面がハンドル表記のままになるのを再修正(2026/03/14)
1.1.3 メンバーシップギフト受取時の文面がハンドル表記のままになるのを修正(2026/03/13)
1.1.2 枠名が変更されてしまうバグの修正(2026/03/10)
1.1.1 ニックネーム出力時のアイコン置き換え処理の改善(2026/03/10)
1.1.0 「出力にもニックネームを使用する」機能に対応(2026/03/09)
1.0.5 アイコンを置き換えた際のエスケープ処理に対応(2026/03/08)
1.0.4 giftReceivers表示の調整(2026/03/06)
1.0.3 「ハンドル名の@を取り除く」がオンの場合でもできる限りハンドルの大文字小文字を正確に出力するよう調整(2026/03/03)
1.0.2 タイムアウトの設定追加(2026/03/02)
1.0.1 speechTextでハンドルが正常に置き換えられない現象の改善(2026/02/13)
1.0.0 正式版リリース
– speechText内におけるハンドル置換の対象を絞り込み(2026/02/13)
0.1.12-beta giftReceiversの表示安定性若干向上(2026/02/12)
0.1.11-beta アイコンの置き換え時チャンネル名表記に対応(2026/02/10)
0.1.10-beta ギフト送信者側の表示でgiftReceiversにカーソルを合わせたときの名前をチャンネル名に(2026/02/08)
0.1.9-beta ギフト受信時の受信者名を修正(2026/01/31)
0.1.8-beta ニックネーム出力に対応したバージョンの公開(2026/01/12)
0.1.7-beta ギフト受信時の名前取得精度を向上(2025/09/01)
0.1.6-beta 読み上げ時にも名前の置き換えを適用(2025/08/24)
0.1.5-beta ハンドル名の大文字・小文字表記の正確さの強化(2025/08/12)
0.1.4-beta ギフト受信時の送信者名を修正(2025/08/10)
0.1.3-beta コードの可読性向上(2025/08/06)
0.1.2-beta
ハンドル名でコメントした際に、併記されたハンドル表記の大文字小文字をできる限り正しく表示
ユーザー名でコメントされた場合には、大文字小文字の区別なしのまま(2025/08/05)
0.1.1-beta ユーザー名でのコメント時にハンドル名を取得・併記するよう調整(2025/08/05)
0.1.0-beta ユーザー名とハンドル名の併記に対応(2025/08/05)
0.0.7-beta キャッシュ参照の効率化(2025/08/04)
0.0.6-beta ハンドル名のキャッシュパターンを強化(2025/06/29)
0.0.5-beta メンバーシップギフトの受取時のパターンに対応(2025/06/29)
0.0.4-beta メンバーシップギフトの受け取りパターンに仮対応(2025/06/29)
0.0.3-beta わんコメ8.0-beta.23でハンドル名の@を取り除く設定時にも対応(2025/06/28)
0.0.2-beta PT午前0時(太平洋時間の午前0時)にキャッシュを削除するように変更(2025/06/28)
0.0.1-beta 初出β版(2025/06/27)
サーバー版
1.2.4 メンバーシップギフト受取時の文面がハンドル表記のままになるのを再修正(2026/03/14)
1.2.3 メンバーシップギフト受取時の文面がハンドル表記のままになるのを修正(2026/03/13)
1.2.2 枠名が変更されてしまうバグの修正(2026/03/10)
1.2.1 ニックネーム出力時のアイコン置き換え処理の改善(2026/03/10)
1.2.0 「出力にもニックネームを使用する」機能に対応(2026/03/09)
1.1.12 ギフト処理の微調整(2026/03/09)
1.1.11 giftReceivers表示の調整(2026/03/06)
1.1.10 ギフト受け取り側のownerHitsを加算しないように(2026/03/05)
1.1.9 接続直後を中心に名前置き換えの失敗率の軽減(2026/03/05)
1.1.8 giftSenderの名前が正しく置換できなくなった問題の修正(2026/03/05)
1.1.7 複数枠受信時・キャッシュ残存時のownerHitsバグの修正(2026/03/05)
1.1.6
短時間に多数の処理をする際の置き換え成功率を向上
リトライ時間の調整
サーバー側の処理を高速・安定化(2026/03/04)
1.1.5
「ハンドル名の@を取り除く」がオンの場合でもできる限りハンドルの大文字小文字を正確に出力するよう調整
リトライ時間の調整
サーバー側の処理を高速・安定化(2026/03/03)
1.1.4
ハンドル置き換え失敗時のリトライを緩和
サーバー側の処理を高速・安定化(2026/03/02)
1.1.3 speechTextの置き換えを正常化(2026/03/01)
1.1.2 アイコンの置き換え時の処理を修正(2026/02/27)
1.1.1 画像処理の置き換え(2026/02/26)
1.1.0
サーバーのリクエスト方式を全面的に刷新
1.0.2までのサーバー版プラグインは2026/03/31までに使えなくなります(2026/02/25)
1.0.2
APIリクエストをJSON形式のPOSTに統一
何らかのエラー発生時のタイムアウトを設定
その他サーバー側動作の調整(2026/02/17)
1.0.1 speechTextでハンドルが正常に置き換えられない現象の改善(2026/02/13)
1.0.0 正式版リリース
– speechText内におけるハンドル置換の対象を絞り込み(2026/02/13)
※注意事項は下記参照
ご利用条件
「youtube-handle-to-name」プラグインご利用にあたっては、以下の条件に同意できる方のみご利用をお願いいたします。
- 再配布をしないこと
- 自作等のご自身で作成されたものと誤解される発言をなさらないこと
- ご自身でカスタマイズされた場合にも配布をなさらないこと
- いかなる問題が生じた場合にも当方が責任を負うものではないことをご理解いただくこと
- 直接のダウンロードリンク(直リンク)を公開しないこと
(再配布を伴わないご自身でのカスタマイズ利用は自由です)
再配布は禁止とさせていただくため、プラグインをご友人や企業間などいかなる場合でも、配布はなさらないようお願いいたします。
プラグインは直接配布なさらず、必ず当ページからダウンロードしていただきたいです。
また、ダウンロード用のリンク(直リンク)は公開なさらないようにご紹介をお願いいたします。
上記のように再配布等は禁止させていただいておりますが、条件を守っていただける限りは個人・企業勢どのような方でも商用利用を含むご利用が可能です。
それでも、書いてくれたり使ってみた感想をいただけると喜びます。
ダウンロード
ダウンロードにあたっては、ご利用条件の確認をいただいた上で、同意できる方のみご利用をお願いいたします。
動作におかしな点がありましたら、ページ下部にあるコメント欄や作者のTwitter(X)にお知らせいただけると嬉しいです。
通常版【推奨】
youtube-handle-to-name 1.1.4ダウンロード
わんコメの「出力にもニックネームを使用する」機能に対応し、「出力にもニックネームを使用する」のON/OFFでテンプレートの表示が変化します。
上記手順を踏まないと、同じuidを使っているため、正常に読み込みがなされません。
サーバー利用版
youtube-handle-to-name-proxy 1.2.4ダウンロード
ただし、推奨している通常版と違い、サーバーへのアクセスが必要となるため、利用者が増えると配信中に置き換えが発生しなくなる可能性もあります。
サーバーへのアクセスが必要となる影響で、サーバーの混雑時やダウン時にはAPIのユニットに余裕が残っていても動作しなくなる可能性があります。
またプロジェクト内でのユニットが共有となる(デフォルトでは1日10,000ユニット)影響によりAPIクォータが枯渇する恐れもあります。
詳しい導入方法は、サーバー版のプラグインの使い方をご確認ください。
ダウンロードしましたら、わんコメのプラグインフォルダに入れてください。
動作確認は、わんコメ9.0βバージョンにて行われています。
YouTubeのハンドルからユーザー名への変更【要APIキー】
YouTubeでのハンドル表示から今までのユーザー名への変更に関しては、基本的にはYouTube Data API v3のAPIキーが必須です。
サーバー利用版では用意いただく必要はありませんが、ご自身で用意いただいて通常版を利用いただいたほうが、サーバーの混雑やダウンによるデメリットがないため安定します。
そのため、ユーザー名の情報を取得させるためには、YouTube Data API v3のAPIキーをご自身で入手し、plugin.jsの1行目にある入力欄へコピペ保存する必要があります。
const API_KEY = ''; // ←YouTube Data API v3のAPIキーをここに入力
もしもYouTube Data API v3のAPIキーが「ABCDE123」というキーならば、
const API_KEY = 'ABCDE123'; // ←YouTube Data API v3のAPIキーをここに入力
という状態でplugin.jsを保存しなければなりません。
正しいAPIキーが入っていない場合には、リスナーの名前がハンドル表示になったままです。
0.1.2以降のバージョンであれば、ユーザー名表記・ハンドル名表記どちらの枠で利用したとしても、正しいAPIキーが入っていない場合には、ユーザー名とハンドル名の併記がなされません。
YouTube Data API v3のAPIキー入手手順
YouTube Data API v3のAPIキーは、以下の手順で無料にて入手可能です。
- Google Cloud Consoleにアクセス
- 新しいプロジェクトを作成
- YouTube Data API v3を有効化
- APIキーを作成
- (必要に応じて)APIキーの制限を設定
Google Cloud Consoleにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
画面上部の「プロジェクトの選択」→「新しいプロジェクト」をクリックし、プロジェクト名を入力して作成します。
左側メニューの「APIとサービス」→「ライブラリ」を選択し、「YouTube Data API v3」を検索して選択し、「有効にする」をクリックします。
左側メニューの「認証情報」→「認証情報を作成」→「APIキー」を選択します。
生成されたAPIキーが表示されます。
ここで生成されたAPIキーを、plugin.jsにコピペし保存します。
セキュリティのため、「APIキーを制限」から利用できるAPIやIPアドレスを制限することをおすすめします。
動作チェックなどでどうしても共有する場合でも、公開する相手は選びましょう。
APIキーを入れたらユーザー名表示になるか確認しよう
APIキーを入れ、わんコメへのプラグイン導入も済み、プラグインをオンにしたら、実際に配信に接続してハンドル名表示の名前が以前の表示名であるユーザー名に変換できているか確かめましょう。
非公開にした自分の枠で自分でコメントしても試せますし、ハンドル表示になっている他所様の枠に接続してチェックすることも可能です。
APIキーを入れてもユーザー名表示にならない場合
APIキーを入手しても、正しくplugin.jsに保存できていない場合やAPIキーの制限を受けている場合は、名前はハンドル表示のままとなります。
このYouTube Data API v3は、1日1万クエリまでの制限があり、1日に使いすぎると正しくAPIキーを入力していてもエラーとなってしまいます。
この使用量の制限はAPIの仕様のため、よりAPIを使う必要があればGoogleにご相談をいただき、割り当ての増加を申し込みましょう。
「youtube.api.v3.V3DataChannelService.List」を取得するようになっていますが、APIキーを本プラグインのみで普通に利用するのであれば、ほとんどの環境で1日で使えるAPIキー制限に引っかかることはないような設計です。
ただし、わんコメを再起動して読み込みし直しを繰り返したり、APIで取得するデータを増やしたり、コメントをするリスナーがあまりに多すぎたり、本プラグインの利用をON/OFFしたりすると、キャッシュが削除されるために制限に引っかかりやすくなります。
人数の目安としては、1人1クエリで動作しているかと思いますので、1日累計1万人までの情報を取得可能です。
そのため、キャッシュを意図的に削除しないのであれば、同接が数千人規模までの枠であれば「割り当ての増加」なしでの利用が見込めます。
同接が数万人規模の枠であっても、実際にコメントをするのが1日累計1万人以下であれば問題なく動作が見込めますが、不安要素とはなりますので「割り当ての増加」を申請するのがおすすめです。
通常はこのキャッシュ部分はカスタマイズの必要がありません。
ユーザーの名前のキャッシュ削除タイミング
APIキーで取得した名前のデータは、最大で24時間利用されます。
キャッシュが削除されるタイミングとしては、
- 太平洋時間の午前0時
- わんコメを終了させたとき
- プラグインをOFFにしたとき
- プラグインを再読み込みさせたとき
などが該当します。
長時間わんコメを起動したままにした場合、リスナーが名前を変更しても反映されない可能性があるため、最低でも24時間に1回はデータの取得をし直す設計です。
(0.0.2-betaで対応)
なお、リスナーが名前を変更しても、上記のようなキャッシュ削除のタイミングにならないと、変更前のユーザー名を表示し続けます。
サーバー版のプラグインの使い方
サーバー利用版のプラグインは、APIキーの用意は不要ですが、YouTubeからデータを取得するにあたりグレーな部分を排除するため、Googleアカウントでの認証(OAuth認証)が必須となっています。
ハンドルの置き換えが成功しない場合には、認証をやり直してください。
手順は以下のとおり簡単です。
①プラグインを導入したらリンクを開く
リンクを開くことで、Googleの認証画面へ進みます。
②アカウントを選択する
プラグインでログインするアカウントを選択してください。
特別な制限はありませんが、特別な意図がないのであれば配信用アカウントにしておくと管理は楽です。
また、Googleアカウントを選択すると、ログインするためのYouTubeアカウントも現れるため、管理しやすいアカウントでログインしてください。
③そのまま先に進みます
「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されるため不安になるかもしれませんが、まだGoogleにプラグインの認証を受けていないだけです。
「詳細」をクリックすることで、さらに先に進むためのリンクが現れます。
安全ではないページと表示されていますが、そのままクリックして進んでください。
④利用される情報が提示されます
このプラグインで利用しているアクセス権限などが表示されるため、「続行」を押して進んでください。
- OAuth認証をしたチャンネルや、そのチャンネル名(メアドはわかりません)
- コメントを取得された配信のvideoIdや配信のタイトル、配信者のチャンネルやチャンネル名
- 取得したリスナーのチャンネル名
- リスナーがどのチャンネルでコメントをしたか
- アクセスされたIPアドレス(レンタルサーバー運営のため)
OAuth認証のデータを除いて、共有のデータとなっております。
また、これらのデータは開発上やプラグインに送信されるデータなど、必要でない場合には閲覧されないデータです。
なお、IPアドレスは住所がバレるというデマもありますが、わかるのは大まかな地域までとなっており、そもそもそのアクセスが誰かは不明となっています。
位置的な情報としてどのような情報がわかるのかは、サンプルとしてこのようなページで確認してみてください。
後述の隠し機能の元データとして扱われる情報です。
⑤認証結果の表示
ここまで進めた認証の結果が表示されます。
「認証に成功しました!」と出て、選択したアカウントのチャンネル名が正しく表示されていれば成功です。
失敗した場合には再度①からお試しいただくか、時間を空けてお試しください。
なお、サーバー利用版だけにつけている隠し機能もこれを機に把握すると、より楽しく利用できますよ。
わんコメ9.0の「ハンドルを名前に置き換える」設定との違い
わんコメ9.0には「ハンドルを名前に置き換える」という設定が追加されています。
この設定をオンにすることで、本プラグインなどを利用することなく、YouTubeのハンドル表示をチャンネル名に置換することも可能になってます。
ですが、本プラグインを利用した場合には上記に加え、まずメンバーシップギフトの送信者に表示される「メンバーシップギフトの送信先」もハンドルからチャンネル名に置換されます。
さらに、メンバーシップギフトを受け取る人を見ても、「受け取る人と送った人」がハンドルからチャンネル名に置換されているがわかります。
このような動きをする理由として、「ハンドル表記になる前はチャンネル名でこのような表記だった」からです。
特に、メンバーシップギフトの受け取り側は、昔のパターンと同じように見えるよう修正しています。
また、ギフトの送信者で確認できるgiftReceiversの小さいアイコンも、ハンドルではなくチャンネル名に変換させることで、配信中だけでなく配信後に「解析」などを使っても、誰が誰に配ったのかわかりやすくなるメリットがあります。
プラグインを使うデメリット
プラグインを使ったときのデメリットとしては、APIキーを用意する必要があることです。
YouTube Data API v3のAPIキーを用意する必要があり、用意しなくても動くAPIキーを共有しているサーバー版もありますが、自分でAPIキーを用意するよりも安定性には欠けます。
その点、わんコメの設定からハンドルを置き換えていれば、ほぼ問題なくAPIキーを用意せずとも全員のハンドルを置き換えられるでしょう。
以前は、ニックネーム周りにプラグインとしてデメリットを抱えていましたが、アップデートによりわんコメの設定に準じて動作するようになったため、現在のデメリットではなくなりました。
そのため、一番大きな要素は「導入の楽さ」と「安定性」がプラグインのデメリットと言えます。
サーバー利用版にのみ搭載された隠し機能
サーバー利用版は、私が用意したサーバーを介してAPIキーを用意するのではなく、GoogleアカウントのOAuth認証にてハンドルの置き換えに対応しています。
このサーバー利用版には隠してある機能があり、それは3つあります。
1つ目は、リスナーのアイコン(アバター)などが高画質化することです。
最大192×192ピクセルの大きさで取得するようになります。
具体的には、アイコン(アバター)やバッジ、コメント内の絵文字に影響があります。
アイコンの初回取得時やキャッシュ切れのタイミングだと若干表示までにラグを感じますが、ハンドルの置き換えにはほぼ影響しないよう設計されています。
2つ目は、このプラグインを使い始めてから自分の枠に何回来てくれたのか、内部的なデータを受信していることです。
ownerHitsとして扱っています。
これから新規に活動する方でないと、本来の数値とはかけ離れた数値になってしまいますが、このあとに紹介するデータと比較することで、とあることがわかります。
なお、テンプレートをカスタマイズしたり、プラグインを自作したりしないと、この内部データは配信で見せることはできません。
3つ目は、このプラグインを使っている別の枠に特定のユーザーが何回現れたのか、内部的なデータを受信していることです。
totalHitsとして扱っています。
つまり、ownerHitsとtotalHitsがイコールにならないと、どこかで本プラグインを使われた配信に、そのリスナーさんが出没した記録となるわけです。
ただし、「どこどこの枠にいたよね」というデータは送信していません。
ownerHitsとtotalHitsは本プラグイン利用者で共有のため、「ほかの配信も見ているんだな」「どこ見てるのかな」程度に考えてください。
結局どちらがいいのか
わんコメ本体の設定とプラグインどちらの利用がいいのかは、単純に「好み」です。
メンバーシップギフト周りも以前と同様の雰囲気に戻したいのであれば本プラグイン、より簡単にかつ設定に忠実に動かしたいのであればわんコメ本体の設定からハンドルを置き換えするのが便利でしょう。
また、「ハンドルを名前に置き換える」はわんコメ9.0から実装されるものであり、8.0系以下のわんコメであるとプラグインを使うしかありません。
これらも踏まえつつ、プラグインで一時的に対処したり、早めにわんコメ9.0にアップデートして動作を試してみたり、お好きな方法を試してみてください。
ハンドルの変え方と変更する際の注意点
今回紹介してきたハンドルは、設定したことがなければランダムで振り当てられるものです。
もちろん、自分の好きな文字列にもすることができるので、変更したい人は早めに変更しておきましょう。
ハンドルの変え方
ハンドルの変え方はGoogleのヘルプにも説明が出ています。
パソコンからであればYouTube Studioからの変更となり、スマホやタブレットであればYouTube Studioのアプリも選択肢に入ります。
なお、設定できるハンドルには次のような制限(ガイドライン)が課せられています。
- 3~30 文字である(例外については以下を参照)
- 75 種類のサポートされている言語のアルファベット文字または数字を使用している
- ハンドルには、アンダースコア(_)、ハイフン(-)、ピリオド(.)、ラテン語の中点(·)も使用可能。
- スクリプトの混在は特定の状況でのみ許可される。1 つのハンドル内で LTR スクリプトと RTL スクリプトを混在させることはできません(ハンドルの末尾に数字を追加する場合を除く)。
- URL や電話番号のように見えないこと
- すでに使用されているものでないこと
- YouTube のコミュニティ ガイドラインに準拠している
ハンドルの文字数制限の例外:
- 漢字、ハングル: 1~10 文字
- エチオピア語、平仮名、片仮名: 2~20 文字
- 複数の種類の文字を使ったハンドルの場合は、文字数の下限と上限が変わる場合があります
アンダースコア(_)、ハイフン(-)、ピリオド(.)、ラテン語の中点(·)の使用に関する例外:
- ハンドルの先頭または末尾に、アンダースコア(_)、ハイフン(-)、ピリオド(.)、ラテン語の中点(·)などの区切り文字を使用することはできません
引用:ハンドルの概要
つまり「文字数制限あり」「早いもの勝ち」という、よくあるIDの取得制限のようなものです。
もちろん他人と同じハンドルは取得できませんので、ありがちな名称で登録しようとする場合、すでに取得済みであり、数字を付けて登録するように促される場合もあります。
【危険】配信者は安易に変更してはならない
ハンドルの変更ですが、配信者として活動している場合には「チャット欄がハンドル表示になるから」と安易に変更してはいけません。
安易に変更すると、最悪なりすましの被害に遭い、これまで築き上げてきたブランドイメージを毀損する可能性も出てきます。
その理由が、ハンドルの変更の注意書きにあります。
注: ハンドルは 14 日間に 2 回変更できます。変更前のハンドルは変更後 14 日間保持され、その間元に戻すことができます。この 14 日間は、変更前のハンドル URL と変更後のハンドル URL の両方を使用できます。それ以降、このハンドルは他のユーザーがハンドルとして選択できるようになります。
引用:ハンドルの概要
「それ以降、このハンドルは他のユーザーがハンドルとして選択できるようになります。」
というのが重要で、ハンドルを変更して14日をすぎると、他人に今まで使っていたハンドルの取得権を解放することになるため、タイミングが悪いと解放直後に奪われなりすまし被害に遭います。
もちろん自分のチャンネルが乗っ取られるのとは違いますが、明確な問題点が出てきます。
- XなどSNSに登録しているYouTubeのリンクを新しいものに変更が必要
- プロフィール作成サイトなどに登録しているYouTubeのリンクも新しいものに変更が必要
- アーカイブを含め概要欄などに設定しているYouTubeのリンクを差し替えることが必要
- コラボ相手のアーカイブ概要欄などに設定されたYouTubeのリンクも差し替え依頼が必要
ありがちなのが上記で、このほかにも、自分のブログを持っていたらブログ内の全リンクのチェックと変更や、非公式Wikiなどがあればそれらも全リンクのチェックと変更が必要となります。
XなどのSNSでも、過去ポストで古いハンドルのチャンネルURLを拡散している場合は、修正が不可能となりますので、ポスト自体の削除を入念にしなければなりません。
また、完全に他人が運営しているまとめブログのようなものが一番大変なところで、新しい記事では新しいハンドルで掲載されても、古い記事まで修正してくれるとは限りません。
コラボ相手の概要欄などでも、1つ2つならまだいいかもしれませんが、何度もコラボしていると、変更を依頼される側からしたらたまったものではありません。
友情にヒビが入る事にもなりかねませんので、どうしても変更の必要がある場合を除いては、そのまま利用することをおすすめします。
プラグインの情報
「youtube-handle-to-name」プラグインは無料でご利用いただけますが、ご利用条件にあるとおりの利用や紹介をしてください。
今回作ったyoutube-handle-to-nameは、Visual Studio CodeのCopilot(GPT-4.1、Gemini 2.5 Pro)とGemini 3をメインに活躍してもらい作成しました。
動作の検証を行うために最低限度のJavaScriptの知識は必要になりますが、しっかりと指示を出せばおおよそ正しいコードを吐き出してくれるので大助かりです。
実はこのテンプレートは、仕様変更の情報が舞い込んできたため、急遽制作したものです。
正直、YouTube Data API v3のAPIキーが必要になるため、APIキーも無料で取得できるとはいえ、プラグインの利用に追加の手間がかかるのが難点に思えます。
また、リスナーが非常に多い枠だと、APIの制限に引っかかりやすくなるため、割り当ての増加も視野に入れなければなりません。
今後チャット欄もコメント欄のようにハンドルでの名前表示がYouTubeの仕様として定着するのか、不評でユーザー名での表示に戻るのかわかりませんが、ハンドルでの名前表示にお悩みの場合に一時しのぎで使うには十分でしょうか。
どうですかね?
使った感想やリスナーリストへの影響など、なにかあればコメント欄などからお知らせいただけると嬉しいです。
















コメント
ジャム君様
こんにちは、配信者の鈴木店長と申します。コメントからで失礼致します。
こちらの貴プラグイン【youtube-handle-to-name】を導入してみようかと考えております。
それで、現在のバージョンは(と言うか0.1.0から)「わんコメ本体には、ユーザー名の隣にハンドル名も必ず併記される」とのこと。
これは『わんコメ本体にだけ』でしょうか? それとも『わんコメのテンプレート(例えばBasic)を使ってOBSに出力した際にも、併記で出力される』でしょうか?
おそらく後者の『併記で出力される』のかと思っておりますが…その場合、貴テンプレート【slim-namecolor-random】の紹介ページに記載されている、
.formatUserId {
display: none;
}
をcss部分に追記すれば、ユーザーID(@付きのハンドル名のことですか?)の表示は無くなりユーザー名だけになる、という感じでしょうか?
(なお当方はわんコメのテンプレートのBasicを使用しております)
当方の配信画面のコメント表示エリアが縦に細長くて小さいため、コメントのお名前はユーザー名だけにしたいなと思ってる次第でございます。
プラグインを導入する前の確認で恐縮なのですが、もし宜しければご教示いただけますと幸いでございます。
宜しくお願い致します。
現在のバージョンは(と言うか0.1.0から)「わんコメ本体には、ユーザー名の隣にハンドル名も必ず併記される」とのこと。
これは『わんコメ本体にだけ』でしょうか? それとも『わんコメのテンプレート(例えばBasic)を使ってOBSに出力した際にも、併記で出力される』でしょうか?
プラグインをご利用いただいた場合には、わんコメ本体には元のユーザー(チャンネル)名+(@handle)での表示となりますが、プラグイン側にはユーザー名のみが表示されます。
理由としては、(@handel)表示部分は「displayName」というもので管理しているためで、Twitchなどほかのプラットフォームでもあるようなデータと統一されているからです。
そのためBasicテンプレートをそのまま使えば、わんコメ本体にはハンドルでも表示がされますが、テンプレート上はハンドル表示に関係なく以前通りのユーザー名(いわゆるチャンネル名)表示のみのままです。
テンプレート上だと本当に「置き換わる」と思っていただければわかりやすいでしょうか。
なお【slim-namecolor-random】に関しましては、プラグインとは別の方法でユーザーIDを取得・出力しているものですので、おっしゃるとおりのCSSなどを使わないとユーザー名のみの表示とはなりません。
丁寧なご返信ありがとうございます!
『テンプレート上のコメントの名前表示はユーザー名(チャンネル名)だけ』なのですね、了解しました!
これはますます導入してみたくなってきました♪
「youtubeの仕様変更を救う救世主」のような気もしてきました!
ジャム君様
こんにちは。コメントさせていただいてる鈴木店長と申します。
前回のコメントから少し時間が経ってしまいましたが、こちらの貴プラグインを導入させていただきました! とても分かりやすく説明いただいてるので導入はスムーズでした♪
そして、実際の配信で動作を確認してみました。その時に気が付いた事を確認させていただけたらと思います。
本ページの真ん中あたりに『リスナーにニックネームを付与している場合には、ニックネームが優先されます。』と書かれておりますが、これは「わんコメ本体での表示」がそうなり(例:ニックネーム(@ユーザー名))、でも「テンプレートに表示・出力される名前はチャンネル名」、ということでよかったでしょうか? 実際の配信ではそういう感じでしたので。
(わんコメの設定の「出力にもニックネームを使用する」はONにしてある状態です)
また逆に、「テンプレートに出力される名前もニックネームを優先させる」なんていうことは可能なお話だったりしますでしょうか?
ニックネームをご自身で登録してくれたリスナーさんも結構いらっしゃるので、そのニックネームが出力されたら良いなと、ふと思った次第でした。
通常版ですとニックネーム表示はわんコメ本体のみへの対応だったため、ニックネーム出力版を公開しました。
わんコメの設定内にある「出力にもニックネームを使用する」をON/OFFどちらにしていても、ニックネームが設定されている方は「ニックネーム」でテンプレートに表示されるようになっています。
※そのため、要注意人物に向けて裏でニックネームを設定している場合(出力にもニックネームを使用するをOFFでの運用想定)は、ニックネーム出力版は避けるべきです。
鈴木店長様の場合には用途的に大丈夫そうですが、今後運用が変わった際にはお気をつけください。
ご返答ばかりか、ニックネーム出力版の作成と公開までしていただいてありがとうございます!
なるほど、ニックネーム部分を裏で要注意人物としてのマーク等に利用していると確かにまずい運用になりますね、そこまで気が付きませんでしたw
ともあれ、「利用時注意」も把握しました。
いろいろとありがとうございます!
配信者の知人にもこのプラグインの事と本ページのURLを教えてあげたいと思います(^o^)
追伸:1月8日にわんコメ公式ツイッターさんが書かれてましたが、9.0.0からはこのプラグインを使わなくても、設定「ハンドルを名前に置き換える」をONにするだけでこのプラグインと同様の動きになるっぽい…なのですか、ね?
9.0からは公式からの発表通り、プラグインなしで動作するようになります。
また、わんコメ設定の通りニックネームの出力もされるため、「出力にもニックネームを使用する」ON/OFFどちらの設定にしているかにより挙動も変わるようになっているのが現状のβ版で確認できる状況です。
一応、プラグインを利用し続けることもできますが、安定度や仕様変更への対応速度などは、圧倒的に本家設定内に組み込まれていることもあり、9.0で新規実装される機能を使ったほうがいいですね。
9.0β版は、わんコメのDiscordから今すぐにでも使うことができますので、気になる場合には使ってみてください。