どうも、ジャム君です。
ジャム君は、自宅では現在auひかりを利用しているのですが、皆さんの家にはどんなネット回線が引かれていますか?
フレッツ光ですか? NURO光ですか? eo光ですか? それとも地域のCATV?
お住いの地域や住宅環境によっても異なるとは思いますが、ノベルゲームを作るのならば「スマホだけ」って方のほうが少ないですよね。
今回は、ゲームの制作環境として、ネット回線がどれほど重要か、それをお伝えしておこうと思います。
現代日本のネットは高速化の一途
現在、日本のネット環境は高速化の一途です。
スマホであっても、理論値とはいえ788Mbpsも出ます。
じゃあ、自宅にわざわざネット回線引いてお金を出す意味って、スマホの通信量制限だけ?
いえ、そんなことはありませんよ。
もちろん、自宅にネット回線を引かず、テザリングで済ませてしまうという節約術もありとは言えますけどね。
ただ!
それはあくまでも「受け手」として発信する情報がほとんどなく、やり取りするデータも「遅くてもいいや」精神じゃないとできません。
そもそもbpsってなんぞや?
kbps/Mbps/Gbpsなどとよく使われていますが、じゃあbpsって何なのか。
それを理解してネットを使っていますか?
bpsという単位は、bits/secondという意味ですので、スマホの理論値788Mbpsならば788Mbits/secondという意味になります。
second = 秒
これは、理解していただけているかと思います。
788Mbpsならば、1秒に788Mbitsの受信速度が出ます! という意味です。
bitsというのが、意味わからないですね。
bitsというのは、bitという単位の複数形。
bitというのは、現在使われているパソコンやスマホなどの電子機器全般の最小単位です。
つまり、1バイトよりも小さいってこと!
1byte = 8bit
ですので、788Mbits/secondならば、98.5MB/sってことになります。
スマホなのに1秒間に98.5MBものデータが理論上とはいえ受信できるって、すごくないですか?
求められる高速通信
そもそも、なぜスマホですら、そんな高速通信をするようになったのでしょう。
もちろん「便利だから」というのはありますが、なぜ「高速な方が」便利なんですか?
当然、ダウンロードが速い、動画が止まらないで見られる、といった利便性が多く挙げられますよね。
では、どうしてそんなに高速な通信でないと快適な環境とは言えないんでしょう。
ちょっと前までなんて、光ファイバーもなく、スマホもなく、ダイヤルアップ接続といって電話回線で100kbpsにも満たない速度でネットしてたんですよ?
通信速度が求められるのはごく単純
通信速度がより求められるようになったのはごく単純な話で、コンテンツも通信速度の平均が上がるにつれてリッチなものになっているからです。
前までは小さな画面に向けて小さな画像であったのが、大きな画面に向けて大きな画像を利用するようになったり。
同じ大きさの画像や動画でも、短時間で受信してもらえるためより高画質なものを届けるようになったり。
通信速度も上がってはいますが、それに連れて通信量も上がっているのです。
簡単に例えるならば、前までは1GBまでのパケット通信をするのにも結構使い込みが必要だったのに、今はあっという間、というようなものですね。
自宅にネット回線は引くべきなのか
ジャム君は、ノベルゲームに限らずゲームを制作するのであれば、どうしても引けない理由がない限り自宅にネット回線は引くべきと考えます。
というのも、ゲーム制作のメイン基板は現状パソコンです。
テザリングでも何とか接続できはしますが、安定性が低いですし、何より実質的な速度が出ません。
一応、使えはしますが、あまりおすすめできる制作環境じゃありませんね。
せっかくいいパソコンを用意したり、ソフトを用意していたとしても、ネット回線が貧弱じゃどうにもならないことって多いんです。
auひかりの使用感は?
ジャム君がauひかりを利用していると最初にお話しましたが、使用感としてはなかなかです。
ちなみに、ホームタイプを利用しているので、家まで光ファイバーの線が伸びてきています。
マンションタイプを使ったとすると、もっと違った感想になるかもしれませんね。
auひかりのいいところ
auひかりは、関東圏で早期に1Gbpsの光ファイバーサービスを始めたものでもあります。
ジャム君は、TEPCO光を以前利用しており100Mbpsの環境だったのですが、それに釣られて加入しました。
相手の環境しだい、という部分もあるためすべてだとは思っていませんが、大手の速度の測定サイトをたまに覗きに行っても、昼夜問わず100Mbpsを割ることはほぼほぼないですね。
100Mbpsを割ってしまう時は、接続している相手サーバーが悪いか、同じサーバーでも計測しなおせばまともな数値になるので、たまに出る悪い数値だと思っています。
Speedtest.netで計測したものですが、上り下りともにこれだけ出ていれば最大1Gbpsの回線なのですから十分でしょう。
もちろん、これよりもいい時もあれば悪い時もあるので、繋がる相手にもよりますし速度が一定なわけではありませんよ。
auひかりの残念なところ
それはズバリ、お高いことです。
後発のサービスですし、サービスの提供方法が異なるので当然とも言えますが、関東圏に住んでいるジャム君。
「NURO光の方が高速で安いじゃん!」
ってなるわけですよ。
auのケータイとともに契約していたら多少の割引はありますが、かなりの台数を契約していないとNURO光には及ばず。
NURO光は10Gbpsのサービスも、ちょっとお高めですがスタートしましたし、乗り換えるのもありかなとも思うところです。
NURO光の評判は?
NURO光は、最大下り2Gbps/上り1Gbpsとスピード重視の方にはおすすめできる業者です。
料金は上がりますし、利用できるエリアもさらに限られてきますが、NURO 10Gならば、もっと高速!
なんと、最大下り10Gbps/上り2.5Gbpsというとんでもない数値です。
普通のNURO光でも評判は高く、かなり高速に通信できている方が多いようです。
NURO光のいいところ
NURO光は、3年更新の割引を適用したauひかりよりも2年更新で緩い上に、さらに料金はお安いです!
しかも、下りのスピードはauひかりが最大1Gbpsに対しNURO光は最大2Gbpsと余裕があります。
よく素材をダウンロードしてくる、仲間からデータが送られてくるというような時に非常に余裕を持って過ごせますね。
さらに、auひかりのホームタイプは入れることのできない、集合住宅の高層階に住んでいても、現在は7階建て以下ならば引き込める見込みがあるのです!
NURO光の残念なところ
NURO光の残念なところとなってしまうのが、サービスエリアの狭さです。
現在は、関東圏でしか展開していません。
eo光で1Gbpsの光ファイバーサービスが軌道に乗り始めた関西圏や東北圏などでは導入できない、という残念仕様です。
関西圏なら、eo光あるからいいんじゃね?
とも思うんですが、auひかりとの比較も考えると進出してくれていないのは残念なところですね。
また、お引っ越しするような環境に住んでいると、思わぬ出費があることでも有名です。
引越し先でもNURO光使うなら、そのままサービス引き継げると思うでしょ?
違うんです。
いったん解約になって、転居先で再入会なんです。
つまり、2年更新の契約で使う方が多いため、中途解約の費用を取られてしまうケースがある、ということですね。
まとめ
たかがネット回線と侮るなかれ。
ゲーム制作に携わるのであれば、比較的多くのデータをやり取りする機会があります。
素材をダウンロードしてくるために下りの帯域を使うのはもちろんですし、出来上がったデータを仲間に確認してもらうため送信し上りの帯域を使うことも多いです。
上りの帯域を多々使うため、スマホのテザリングでは不足しやすいのです。
ジャム君はauひかりでとりあえずの速度面は満足していますが、月々の値段のことを考えるとNURO光、もっと速度を狙うならNURO 10Gが狙い目かな、と思っています。
「エリア外じゃボケ!」
という方も、公式サイトでエリア拡大がなされていないか、たまに確かめてみてはいかがでしょうか。
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