ティラノビルダーはジャム君も使っており、非常によくできていると思っています。
ですが！
ここで疑問になるのが「本当に初心者向けなのか」というところです。
ジャム君はある程度はタグリファレンス読めば理解していけますし、必要とあらばiscriptのためのJavaScriptに手を出すこともできるでしょう。
今回は実際のところ初心者にとってティラノビルダーはどうなのか、という点の真相に迫っていきます。
ドラッグ&ドロップで使いやすい
ティラノビルダーのスタンダード版(無料版)もPro版(有料版)も、操作の基本はドラッグ&ドロップです。
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左の列から真ん中の列へ、使いたいものをドラッグ&ドロップして挿入していく、という操作性ですよね。
これはティラノビルダーのチュートリアルをやっただけでも、簡単に理解できるはずです。
チュートリアルって何？ って方は、公式サイトのチュートリアルを最初にやってみましょうね。
この操作性は直感的で非常に使いやすいですし、初心者にもわかりやすいと思います。
チュートリアルに沿ってやってみてこれもわからない・・・という方は、言い方はキツイですが正直ゲーム制作に向いてないです。
タグリファレンスがどうだ、JavaScriptだなんだ、という以前の問題ですので、パソコンの基本的な使い方からマスターしてきた方がいいでしょう。
タグを使い出すと途端に難しくなるのは課題
本来はティラノスクリプト向けなのですが、ティラノビルダーでもティラノスクリプトを利用することができます。
ティラノスクリプトを左の列から真ん中の列へドラッグ&ドロップするのは普通と変わりないのですが、その中に入れるのは特定のタグです。
それはタグリファレンスにあるようなものを使います。
正直初心者の壁はここなんじゃないかと。
確かにティラノスクリプトを利用すれば世界は広がり、ティラノビルダーで簡単挿入できること以上のことができるようになります。
ただし使いこなせるのならば、というお話であって。
ティラノスクリプトを使えばどんなことができるのか
色々ありますし以前もそれは解説しました。
それでも今回簡単に説明するのならば、よく使われるのが文字の速度や色ですよね。
これはティラノビルダーの左列にあるものをドラッグ&ドロップするだけでは、現状簡単に変更できません。
変えたいのならばティラノスクリプトを利用しないといけないわけです。
ノベルゲームを単なる読み物として使い、文字も一定速度、キャラの位置や背景変更も必要最小限でいいなら、触らなくてもいい部分ではあります。
それでは満足できないとなれば触らざるをえないため、タグリファレンスも理解できる程度の初心者でないとちょっと使い勝手が落ちてしまうのが現実です。
まとめ
ノベルゲーム制作ド素人でも制作し始めることのできるティラノビルダーですが、使い勝手は確かにいいです。
使い勝手がいいからこそ、ジャム君はPro版にしたんですから。
ただ「パソコンも初心者で難しいことわかんない」「ググるのも面倒、教えて」って方には向いていません。
ティラノビルダー以外のどのソフト制作ソフトもうまく使いこなせないと思いますので、もうちょっとパソコンに対する知識をつけてから取り組むべきです。
完全オリジナルなら別ですが、ジャム君みたいに素材を借りてくる場合は著作権も絡んでくるので、何かと気をつけないといけないですしね。
わからないことは学ぶ意欲がないと使うのが難しいソフトかな、というのがジャム君の感想です。
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