わんコメ5.0でなにが変わる?わんコメの新機能を紹介

わんコメ YouTube OBS ソフトウェア関連
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いよいよ、オープンβテストも始まったわんコメ5.0!

正式リリースこそ夏ごろを目標にしていますが、オープンβテストに参加すれば、今回紹介するような機能を先取りして使い始めることが可能です。

テストが行われていく中で状況が変化し、機能の一部や見た目などに変化が生じる可能性はありますが、新機能の大まかな部分についてはそのまま公開するものと思われます。

今回は、わんコメ定例でも振り返りのあった、わんコメ5.0の新機能を一気に紹介していきます。

本ページの情報は2023年5月13日現在の情報で構成されています。
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まずは見ておこう わんコメ定例オープンβテスト直前 機能振り返り

この記事でも紹介はしていきますが、実際に開発者のアスティさんがわんコメの定例配信にて新機能や使い方を解説してくれているため、該当のアーカイブは要チェックです。

この回はもちろんですが、毎週火曜日に配信されているわんコメ定例では、配信中に質問できる特典がある上に、開発者自身の口から更新内容や進捗など、わんコメに関する情報が公開されているため、リアルタイムで見ることができずともアーカイブを見るだけでも価値があります

正式リリースされていないのに「機能振り返り」という名前にされているのは、クローズドαテストがあったからだと推測されます。

クローズドαテストとして、わんコメ5.0を開発してきた中で追加した機能を振り返って、オープンβテストや正式リリースに備えてほしいという考えなのではないでしょうか。

しかも、このわんコメ5.0は今までの大きなバージョンアップより大がかりなものとなっているため、ドキュメント(マニュアル)が整備される正式リリース前にオープンβテストに参加されたい方は、よりこの内容を理解する必要があります。

もちろんドキュメントが整備されていても、知らなければうまく使いこなせませんので、正式リリースを待つ方も早めに「どのような機能があるのか」「どのように使うのか」を大まかにでも理解しておくと移行がスムーズになるはずです。

機能振り返りのアーカイブ視聴を推奨しますが、正式リリースを待つのであれば必須ではありません。
オープンβテストに参加をするのであれば、機能振り返りの回くらいは見ておかないと、ドキュメントがないため困ってしまうでしょう。
この記事でも大まかには解説していますが、細かな変更点が多いため、すべての項目には触れていません

わんコメ5.0はロゴが変わる

わんコメ5.0からはロゴ(アイコン)が今までのものと変わります。

ロゴをデザインしたのは、けんおじことkentaxさんです。

kentaxさんは、わんコメのいろいろなテンプレートも公開されているので、知っている方も多いのではないでしょうか。

このようにロゴが変わるため、わんコメ5.0をインストールすると、アイコンも新しいものに変化します。

わんコメいなくなった!」とならないように、新しいロゴのデザインも覚えておいてくださいね。

また、徐々にではありますが、わんコメ公式サイトも新しいロゴに置き換えられていくため、「知らないサイトを開いた」と驚かないようにしておきたいです。

わんコメを配信で使っていることをアピールできる素材も、今後新しいものになっていくため、使っている方は気づいたときに差し替えていきたいですね。

わんコメ5.0は以前のわんコメとは別アプリとして扱われる

わんコメ5.0は、現在最新のわんコメ4.3.5など4.X系とは別アプリとして扱われるようになります。

いっぱい設定したのにやり直し?
有料版(PRO版)にしたのに別のアプリになるの?

このような疑問が出てくるかもしれませんが、その点はご安心ください。

変化するインストール先

わんコメ5.0は、今までのわんコメとはファイルのインストール先(ファイルパス)が根本的に異なります。

今までは「live-comment-viewer」というフォルダの中に格納されていた設定などのファイルが、「onecomme」というフォルダの中に入るようになりました。

前者のフォルダ名は、わんコメが古かったころの名残で、わんコメ5.0で大きな改修が入るのを機に、後者のフォルダ名にファイルのインストール先が変化したものです。

正直、わんコメのフォルダをよく開くような方でなければ、「そんな変化もあるんだね」程度の記憶のとどめ方でも問題はないでしょう。

一番影響を受けるものとして、OBSなどの配信アプリにすでに入れていたテンプレートの参照先を変更もしくはテンプレートの入れ直しが必要となる部分です。

ただしこれは、一度変更(入れ直し)を加えてしまえば作業完了となるため、設定のし直しを忘れなければ大きな問題にはならないはずです。

わんコメ5.0とわんコメ4.Xは別アプリ扱い

わんコメを今まで新しいバージョンに更新してきた方は、「NEW」のボタンか「公式サイトから」か、いずれかの方法でアップデートをしてきたことでしょう。

なんと、わんコメ5.0をわんコメ4.Xがインストールされているパソコンにインストールすると、わんコメ5.0とわんコメ4.Xが両方ともPCに残るようになっています。

これが「わんコメ5.0とわんコメ4.Xが別アプリ」と言われる所以です。

このように別アプリとしてインストールができるため、配信はわんコメ4.Xで行っておき、移行作業が完了したらわんコメ5.0を使い始めるということが可能になっています。

設定からテンプレートまでわんコメ5.0に移行が簡単

わんコメ4.Xまでで使っていた設定や、配布テンプレート、自作テンプレートなど、わんコメ5.0起動時の案内に従って進めば、ほぼすべての情報が自動で移行されます。

移行することができないファイルの代表格が、YouTubeやTwitchなど、各サイトのログイン情報です。

ログイン情報はCookieにて管理されているため、新しいアプリとしてインストールされているわんコメ5.0では、再度ログインし直しが必要となる点は忘れないようにしましょう。

特に、メンバー限定配信をする際にこの再ログインの作業を忘れていると、配信直前や配信中に慌てることになりますので、ログインが必要なのであればわんコメ5.0で再度ログインし直してください

もちろん、今までログインしてきておらず、今後も限定配信を行う気もない、ということであればログインは必須でなくなりますが、のちのち紹介する機能が制限されるため、ログインしておいたほうがお得感があります。

わんコメ5.0とわんコメ4.Xは共存できる

わんコメ4.Xからわんコメ5.0に設定やテンプレートなどを移行する作業のほかにもやることがあるため、わんコメ5.0とわんコメ4.Xは同じPCに共存することができます。

ですが、わんコメ5.0を使いながらわんコメ4.Xを起動させるなど、推奨されない使い方もあるため、移行作業は早めに済ませてわんコメ5.0で配信できることを確認したら、わんコメ4.Xはアンインストールするのが吉です。

両方起動させて両方を配信に接続させることはできませんし、誤動作の原因になりかねないため、同時起動はやめておいたほうがいいです。

わんコメ本体のインストール先を選べる

今までは自動的にインストール先が決定されていたわんコメ本体ですが、わんコメ5.0ではインストール先を選ぶことができます。

たとえば、CドライブではなくDドライブに本体をインストールしたい、というときにも、インストール時の選択で選ぶことが可能ですので、必要であればインストール先を変更してみてください。

ただし、設定ファイルなどが含まれる「onecomme」フォルダは、今までどおりインストール場所が自動で決定されるため、移動させることは基本的にはできません。

一応、移動することもできますが非サポートとなるため、触らないのが無難です。


テンプレート周りの進化

元から複数のテンプレートが入っているわんコメですが、テンプレート周りでもわんコメ5.0では進化している点があります。

通常版とPRO版のテンプレートが統合される

通常版とPRO版で同じ名前のテンプレート(basicやslimなど)は、わんコメ5.0からは統合されます。

これにより、PROライセンスキーを手に入れたときに通常版のテンプレートからPRO版のテンプレートに入れ替える手間や、逆にPROライセンスキーを失効(PRO版の利用をやめた、ライセンスキーの切り替えを忘れていた)した場合にもテンプレートを通常版に戻す手間がなくなりました。

もちろん、PRO版専用のテンプレートは、PRO版利用時にしか使えない設計のため、「無料でもPRO版のテンプレートが使えるようになった」というわけではありません。
PRO版のテンプレートを使っておりライセンスキーを失効させると、テンプレートは動かなくなりますので、ライセンスキーの更新を忘れないようにするか、無料版に戻した際にはテンプレートの入れ替えを忘れないようにしましょう。

この変更により無料版でもPRO版と同じ速度で表示可能に

今まではPRO版の特典ともなっていたコメント表示のスムーズさが、無料版でも同様のものとなります。

つまり、無料版のユーザーからすると「タダで今まで有料だった機能の一部が使える」ようなもの。

しかもコメントの表示速度に関連するものであるため、コメントが流れる数が多い配信ほど、その効果は絶大となります。

comment.jsonを使わなくなった

わんコメ4.Xまでは「comment.json」というファイルで表示するコメントを管理していた部分があったのですが、このファイルを使わなくなるため、わんコメ5.0からはcomment.json依存の外部ソフトやテンプレートはアップデートがないと動かなくなってしまいます

テンプレートはほとんどのものが影響を受けることはないはずなのですが、作者の作り方によっては影響を受ける場合もあるため、注意が必要です。

また、comment.jsonを使わなくなったため、HDDやSSDなどへの書き込み回数が減り、パソコンへの負担も軽減されることになりました。

わんコメ4.Xには、設定の中に「コメントファイルを書き出さない」という項目があります。

設定 コメントファイルを書き出さない

この項目は、「comment.jsonを書き出すかどうか」の設定項目だったため、わんコメ5.0からは設定項目からはなくなります。

テンプレートフォルダの構造が変化する

わんコメ5.0は今までのわんコメと、テンプレートフォルダの構造が異なります。

これが、今まで4.Xのテンプレートフォルダ構造です。

わんコメ4.X テンプレートフォルダ 構造

そして、こちらがわんコメ5.0のテンプレートフォルダ構造です。

わんコメ5.0 テンプレートフォルダ 構造

わんコメ5.0では「custom」「preset」「pro」の3つのフォルダとなりました。

これからは、外部のテンプレートや自作テンプレートを導入するときには、「custom」フォルダに入れることが推奨されます。

テンプレート一覧の進化

わんコメ本体からテンプレートを選び、OBSなどの配信ソフトにドラッグ&ドロップしていた場所ですが、そこもまた若干の修正が入っています。

わんコメ5.0 テンプレート

PRO版のみで使えるテンプレートには、「PRO専用」のラベルがつき、さらにはタブで項目が分かれているため、使いたいテンプレートを検索ワードを入れずとも、より探しやすくなっています。

また、画像につけた赤い四角部分のフォルダアイコンをクリックすると、「導入したいテンプレート」を選ぶ画面が出るため、今までのようにテンプレートフォルダを開いて正しい場所にテンプレートを入れないといけない、という苦労もなくなりました。

もっと簡単な方法として、ダウンロードしてきたzipファイルをテンプレート一覧にドラッグ&ドロップするだけで、テンプレートをインストールすることも可能です。

今までと同様に、手動でテンプレートを入れることもできます。

さらには、お気に入りの星マークをテンプレートにつけることで、お気に入りタブの中に「よく使うテンプレ」などすぐに出せるよう分類できるため、非常に便利な構造です。

私が作ったslim-youtube-customというわんコメのテンプレートも、わんコメ5.0向けに作成されています。

気になる方は、配信で使うとともに、お気に入りの星マークを入れてすぐに取り出せるようにしてみてはいかがでしょう。

UI周りの変更

UI(ユーザーインターフェース、見た目)にも、わんコメ5.0で一部変更が加わっています。

大きめの変更もあるため、チェックは必須でしょう。

WordPartyのUI変更

物を降らせたり飛ばしたりすることができるWordParty(ワードパーティー)ですが、設定画面にUI変更がなされています。

細かな変更は多々あるのですが、今回は大きなところを紹介しておきます。

まず、WordPartyの設定を確かめるためのキー設定(キーバインド)が表示されるようになりました。

わんコメ5.0 WordParty UI変更 キー設定 位置 基準点

画像だと、青い四角で囲った部分です。

どのキーを割り当てているのか一目瞭然のため、設定を見直す際に便利です。

そして一番大きな変更が、画像では赤い枠で囲った「位置」と「基準点」という項目になっています。

わんコメ5.0 WordParty UI変更 キー設定 位置 基準点

まず「位置」は、以前からおなじみの「ピクセル数」での設定もできますが、わんコメ5.0では新たに「パーセント」での位置調整が可能となりました。

このパーセントは、上下左右の何%(0~1)の領域に表示させるかを表しており、画像の設定であれば左右は「左19%~右76%」の範囲かつ上下が「上38%~下66%」の範囲で表示されます。

上下左右が設定しているバーの範囲で表示される、と置き換えるとわかりやすいかと思います。
左19%~右76%」ならば左から19%~右(左から見て)76%の範囲、「上38%~下66%」ならば上から38%~下(上から見て)66%の範囲、という意味です。

つまり、画面の端から端を0~1としてどの範囲に表示させたいのかを、直感的なパーセント表示で指定することが可能というわけです。

さらに「基準点」にも注目です。

基準点は、画像のどこを基準としてピクセル数やパーセントで表示させたいのか指定する項目であり、これまでは左上固定でした。

そのため、画像を右下に固定で出したい場合などは、画像サイズ(画像のピクセル数)を引いた数値を指定する必要がありましたが、基準点を変更すれば毎回引き算に悩むこともなくなります

一度設定を済ませてしまえば、あまり開くことのないWordPartyの設定画面ですが、追加する際や再調整する場合に関わってくるため、忘れないようにしておきましょう。

連携のUI変更

連携にもUI変更がありますが、ここは至ってシンプルです。

わんコメ5.0 連携 UI変更

ゆかコネNEO/TRANS-THROUGHと棒読みちゃんで、タブが分かれました

タブが分かれたために、ものすごく縦長、という設定項目ではなくなっています。

またタブ分けされており、今後わんコメと連携できるソフトが増えた場合、タブが追加されるという構想です。

設定のUI変更

設定の項目には、細かな追加機能がなされています。

まずは、「NGワード」という機能が「文字列置換」という機能に置き換わりました。

わんコメ4.XにあったNGワード機能では、NGワードとして登録した文字が一律で「*」に置き換えられていたところ、文字列置換となったため好きな文字へ置き換えることが可能です。

たとえば、わんコメ4.Xで「」をNGワードに入れた場合「犬のおまわりさん」とコメントすると「*のおまわりさん」になっていました。

わんコメ5.0で変更された文字列置換を使えば「」を「」に置き換えるよう設定した場合、「犬のおまわりさん」とコメントすると「猫のおまわりさん」に変換されるようになります。

また、この「文字列置換」と「読み上げ変換」機能が、わんコメ5.0では登録文字ごとに一行ずつ分かれて入力するようになりました。

わんコメ4.Xでは改行を入れて別の文字を追加していきましたが、わんコメ5.0はより直感的にわかるようになっています。

さらに、その他の項目には「ハードウェアアクセラレーション」が追加されています。

わんコメ5.0 設定 UI変更 ハードウェアアクセラレーション

ハードウェアアクセラレーションは、わんコメのアプリとしてGPUを使うかどうかを選ぶもので、基本的にはオンで使って問題ありません

問題がない限りはオンの設定のままでいいのですが、わんコメ定例でも説明があるとおり、GPUを非常によく使うゲーム中にわんコメがモッサリしているなど、CPUには余裕があってもGPUに余裕がなくなってしまっている場合には、有効な場合もあるでしょう。

また、一部GPUや環境においてわんコメの表示がおかしい場合に、このハードウェアアクセラレーションの設定をオフにすることで、問題が解消するケースもあります。

ただし、わんコメの描画処理が一気にCPU負荷としてかかるようになるため、別の問題を引き起こさないよう注意して使うことが必要です。

その他にも細かな追加機能があるため、わんコメ定例での解説はお見逃しなく!

初コメント・再訪コメント・コメント数・コメント一覧表示

わんコメ5.0ではわんコメのアプリ上で、今までより多くの情報が表示できるようになっています。

見た目で一番目を引くのが、画像では赤い四角で囲った「初コメ」と「再訪」のラベルです。

わんコメ5.0 初コメラベル 再訪ラベル コメント数

「初コメ」ラベルは、ユーザーリストに情報がないリスナーの初回コメントで表示されるもので、リスナーリストを作っているのであれば、初見コメントに表示されるものです。

「再訪」ラベルは、配信に来てくれるのが2回目以降かつその配信で初コメの際に表示されます。

ただし、メンバーシップギフトを受け取り許可にしていてROMっている場合、ギフトの受け取りで初コメになってしまい、実際の初回コメントに「初コメ」と付かないケースもあるでしょう。
また、リスナーリストを作っていかないと、意図したどおりに動作しないため、「リスナー記録」をオンにしておくと便利です。

そして、画像で青い四角で囲ったのは、その配信で(毎回コメントクリアをしている場合)何回目のコメントかを表示しています。

たくさんコメントをくれているのか一目瞭然になるため、よくコメントをくれるリスナーさんを覚えるのに便利ですね。

さらには、ユーザーの名前をクリックすると、その配信でどんなコメントをしてくれているのか、名前で絞り込み検索せずとも一覧で表示させることが可能です。

ちょっと前のコメントについて話されてるけど、どの話題なのかわからなくなった際に便利に使うことができます。

しおりを挟む

わんコメ5.0には「しおりを挟む」という機能が追加されました。

しおりを挟む機能を利用すると、画像の赤枠で囲ったように、コメントにしおりをつけることが可能です。

わんコメ5.0 しおりを挟む

このしおりは、コメント文字の横、画像では青い四角で囲ったボタンをクリックすることでジャンプしてくることができるため、ゲームのマッチ開始時や離席時など、「ここまで読んだ」目印をつけることができ、コメントの読み飛ばしを少なくすることができます。

もちろんこのしおりは、スパチャやギフト類にもつけることが可能で、離席時に大量のスパチャやギフトを投げるリスナーの多い配信者でも、しおりさえ挟み忘れなければ「ここからが新しいもの」と認識可能で、全員のお名前を呼ぶことも容易です。

コメントポップアップ

わんコメ5.0からは、わんコメでログインしていれば、接続した配信にわんコメからコメントすることができるようになりました。

画像だと、赤枠で囲ったコメントマークをクリックすると該当のサイトのチャット画面が開き、わざわざ配信者としてブラウザでコメント画面を開いていなくとも、わんコメから楽にコメントができるようになっています。

わんコメ5.0 コメントポップアップ

ただし、この機能でコメントを投稿できるのは、わんコメからログイン済みの場合のみであり、ログインせずに使っている場合にはサイトのチャット画面が見えるだけです。

ログインして開けば配信者としてチャット画面で使える行動を取ることができるため、チャットを投稿するだけでなく、配信サイト上からブロックしたり、固定コメントとして表示したり、チャット画面で使える操作ができるようになっています。


その他目玉の追加機能

わんコメ5.0には、このほかにも目玉の追加機能が追加されています。

クイズモード

アンケート機能の中に、クイズを出して正解を表示させることのできるクイズモードが追加されました。

通常のアンケートと同様のテンプレートですが、正解を表示させると、正解の選択肢だけが明るくなって見えるようになります。

また、クイズを何問か出題したあと、正解率の高い人を表示させることも可能であるため、「トップ何位以内の人に景品!」のような企画にも使えそうです。

コメント解析

わんコメの設定の中に「コメントログを残す」というものがありましたが、それを使ったコメント解析という機能がわんコメ5.0に追加されます。

コメント解析は無料版でも使えますが、一部制限がかかります。

わんコメ5.0 コメント解析

無料版での制限は、絞り込みの条件が1つだけ、かつコメント数が1,000件までに設定されています。

PRO版であれば条件はいくつでも追加でき、コメント数は10万件まで処理できる、まさにプロ仕様です。

どのタイミングでどんなコメントをされ盛り上がっていたのか、グラフも使って絞り込み調査が可能なため、わざわざ配信を見直す必要がありません。

ただしこのコメント解析を使うためには、わんコメの設定から「コメントログを残す」にチェックを入れて配信をしていなければならず、チェックが入っていないのならば早いうちからチェックを入れて運用すべき項目となっています。

セットリスト

歌枠に便利なセットリストも、わんコメ5.0に追加されました。

曲名だけでなく、曲のURLやローカルファイル、曲を探すときに便利なタグも追加できるようになっています。

わんコメ5.0 セットリスト

セットリストは、データベースに追加済みの曲を使いたい曲だけピックアップして入れることができ、「現在歌っている曲」「歌い終わった曲」「まだ歌っていない曲」がテンプレートとして出力される仕組みです。

わんコメ5.0 セットリスト

実際にテンプレートを使ってみるとわかるのですが、「現在歌っている曲」は「まだ歌っていない曲」のトップに表示されるようになっているため、背景画像は別途準備するときれいに見えるでしょう。

わんコメはまだまだ進化する余地がある

大幅に機能の強化や改善、機能の追加がされることになったわんコメ5.0ですが、正式リリースは夏ごろの予定。

オープンβテストを経てリリースされますが、βテスト中に出てきた問題点や要望を受けて正式なリリースとなりますので、わんコメ定例の振り返りでも触れられなかった新機能が追加されるかもしれません。

変更点がかなり多いため、この記事では大まかに新機能を紹介してきましたが、より詳しく動作している画面を見たい方は、わんコメ定例の振り返りアーカイブは確実に役に立ちます。

5.0のオープンβテストも始動し始めましたので、いち早く新機能を使ってみたい方は、わんコメのDiscordサーバーにアクセスしてみてくださいね!

ただ、βテストは新機能をいち早く試すだけでなく、問題なく動いているか報告をいただく場所であるため、ダウンロードするだけだとペナルティを受けても文句は言えません

いま以上に楽しく快適に使えるツールにするためにも、わんコメのオープンβテストに参加して、多くの動作報告やお手伝いの立候補を名乗り出てみたいですね。

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