無料でも使うことのできる配信者のためのコメントアプリ「わんコメ」
音楽や背景素材などを借りるときには、配信の概要欄などのスペースに借りたところの表記(クレジット表記)をしていることが多いかと思います。
果たしてわんコメでは、どのようなときにクレジット表記が必要となるのでしょう。
そもそも必要であるのか含め、解説していきます。
クレジット表記とは
クレジット表記というのは簡単に言ってしまえば、使っている背景画像や音楽(BGM・SE)、ソフトウェアなどの「提供者・提供団体」といった名前を表示することです。
当サイトを例にすれば、「ノベルゲーム開発所」となります。
無料で提供されている背景画像や音楽だと、利用規約に「クレジット表記が必要」な旨が書かれていることも多いですが、必ずしも必要とされているサイトばかりではありません。
ルールさえ守って使ってくれれば、クレジット表記を求めていないところもありますし、一定の条件でクレジット表記を求めているところもありますし、利用するものによってさまざまなため利用規約をよく読む必要があります。
わんコメはクレジット表記が必要なのか
さて、わんコメではクレジット表記は求められているのでしょうか。
利用規約でしっかりと確認したことはありますか。
結論から言ってしまうと、わんコメはクレジット表記に関して記載を求める一方、表記が任意となる方法も用意されています。
わんコメのクレジット表記が必要なケース
わんコメでクレジット表記が必要となるのは、無料版を使っている方です。
わんコメの利用規約には、このような記載があります。
クレジット表記について
無料版としてご利用いただく際には、 本アプリを利用したことがわかるように概要欄などに記載例のような クレジットを記載してください (リンクは可能であれば掲載頂けると嬉しいです)記載例
配信者のためのコメントアプリ「わんコメ」https://onecomme.com
※ FANBOXでの支援者は任意となります
※ 概要欄などの入力欄がない、文字数制限が厳しい場合などは構いません
引用:わんコメ|利用規約
つまり、「概要欄などの入力欄がない、文字数制限が厳しい場合など」という特例を除いて、無料版のわんコメを使う場合にはクレジット表記が必要となるわけです。
ただわんコメに限らず、利用規約は更新される可能性があるため、いつの間にか運用方針が変わっており、特例の撤廃や必要な表記にリンクも必須となる可能性も否めないため、定期的に利用規約や公式のアナウンスを確認する癖をつけるといいでしょう。
また支援を行っていても、わん100の支援者においては、わんコメのPRO版を使えるわけではない、かつFANBOX上の特典内容としてもクレジット表記の免除がなされていないため、クレジット表記は必要です。
わん300以上の支援を行えば、「クレジット表記不要」という特典がついてくるため、PRO版の機能が不要なのであれば月300円を支払うことでクレジット表記の有無は自由となります。
わんコメのクレジット表記が任意のケース
わんコメでクレジット表記が任意となるのは、PRO版を使っている方(わんコメの支援者)です。
言い換えれば、わんコメのFANBOXからわん500以上の支援を行っていれば、クレジット表記は任意となります。
これはあくまでも「任意」となっているだけのため、クレジットやリンクの表記をしたほうが喜ばれることでしょう。
ただどうしても事情があり、わんコメのクレジット表記をしたくない場合、わん300以上の支援が必要となります。
クレジット表記は無料版の使用+わん300でも免除されますが、わん500以上の支援を行いPRO版を使えばクレジット表記が任意になるだけでなく、わんコメの機能が大幅に強化されるためおすすめです。
テンプレートを使うだけがわんコメの利用定義じゃない
テンプレートを配信ソフトのOBSなどに入れて、配信画面上にコメントを表示させることばかりが、「わんコメを使っている」と定義されているわけではありません。
気をつけておかないと、うっかり利用規約違反をしてしまうケースもあるため、利用の定義を把握することも大切です。
クレジット表記はテンプレート使用の有無に関わらず「無料版として配信で利用する場合に適用」されます?♂️
・コメント閲覧や読み上げのみに使用
・参加型管理を自身が閲覧・操作する用途でのみ使用する
・別アプリとの連携にのみ使用するよろしくお願いします!https://t.co/qEJ4q4d4VP#わんコメ pic.twitter.com/Oxho9HYMiB
— わんコメ犬アスティ【6万DL突破】 (@AstieDog) July 16, 2023
ツイートでも触れられているとおり、テンプレート使用の有無に関わらず、クレジット表記が必要なケースで配信される方はクレジット表記をする必要が生まれます。
逆に言えば、配信を行わないリスナーとして個人的に使うだけならば、無料版でもクレジット表記は必要ありません。
(そもそも書く場所がありません)
クレジット表記が必要なケースで配信される方は、配信画面に載せずとも次のようなことにも注意が必要です。
- コメビュとして利用するだけ
- コメント読み上げをさせるだけ
- 参加型管理を使うだけ
- 別アプリとの連携に使用するだけ
- わんコメAPIを使用するだけ
どういうことかと言うと、コメントを表示させるテンプレートのように配信画面上に出ることがなくとも、わんコメを使っているのであればわんコメの利用規約が適用されるということになります。
そのため、コメントビューア(コメビュ)としての利用をするだけであったとしても、クレジット表記が必要なケースに該当する方はクレジット表記が必要となるわけです。
クレジット表記は必要だが任意となるケースもある
わんコメを利用する場合、クレジット表記は必要ですが、任意としてもらえるケースもあることがわかりました。
任意となるのは、解説したとおり、PRO版の利用者がメインとなっています。
いずれにせよ、クレジットとリンクは書いておけば間違いがなく、PRO版から無料版に戻して「書くのを忘れた」という凡ミスも防げますので、記載しておくのが安心!
開発者であるアスティさんのモチベを上げるだけでなく、「わんコメ」のワードで検索してきた配信同業者やわんバサダーが引き寄せられてくるかもしれませんので、視聴者数やチャンネル登録者数が増えるチャンスとなるかもしれませんよ?
そんな交流も生まれるかもしれないクレジット表記ですが、本来必要なのに書き忘れていないか、いま一度配信前に設定を確認してみてくださいね。
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