オープニングムービーを含んだ体験版のゲーム、プレイしてくれましたか?
24時間の逃亡生活において、それほど大切に思えないOPムービーですが、結構ヒントが隠されています。
初回制作のノベルゲームなので、別にOPムービー制作をする必要はなかったんですけどね。
しかもぼっち作業だし!
もしも、オープニングムービーを作ろうと思うのであれば、こんなポイントに注意してみるといいでしょう。
24時間の逃亡生活~疑念編~OPにはヒントあり
24時間の逃亡生活~疑念編~のオープニングムービーには、ちょっとしたヒントが隠されています。
約1分30秒、あえてスキップできないのは、キャラクターの名前や設定を思い出してほしいだけじゃなく、ヒントを見せているのですよ。
もちろん、今回は未登場キャラは出てきませんでしたが、未登場キャラも登場させる「こんなやつも出てくるのか?」と思わせるようなムービー制作もいいでしょうね。
ヒントはただのスパイス
オープニングムービーにヒントを隠しはしましたが、ヒントを前面に押し出すような表現はよくない気がします。
例えば、せっかく数回に渡る推理ものドラマなのに、オープニングで犯人バレバレだったら興ざめでしょう?
犯人をあえてわかりやすくしてある、という各ストーリー毎のムービーとして「逆転裁判」シリーズなんかはありますが、あれは特殊な例です。
24時間の逃亡生活において、「誰が木下の敵か」を明言してしまっては、面白みはまったくないはずです。
だって、そいつの選択を誤らなきゃ、木下は逃げられるんですから。
オープニングムービーに隠すヒントは、ゲームを楽しんでもらう上での単なるスパイスに過ぎません。
あとで真相を知った時に、「ああいう意味だったのか!」と気づいてもらえる程度でいいのですよ。
長いムービーは嫌われる
今回、After Effectsに慣れる意味も込めて制作したのは、約1分30秒のムービーです。
ティラノビルダー上で、前後に多少のウェイトを置いているため、もうちょっと長く感じるかもしれませんけどね。
長いムービーでも面白いと思わせられるものならばいいかもしれませんが、基本的に嫌われます。
特に、容量はそれだけ大きくなりますから、ブラウザ版だったりスマホゲーとしてビルドすれば、無駄な容量として嫌われます。
目安は1分30秒
先日もお話した気がしますが、OPムービーとして最適なのはアニメでもよくある1分30秒程度のムービーでしょう。
ジャム君制作のオープニングも、おおよそその長さになっています。
まあ、「スキップできるようにさせろ」という声も聞こえてきそうですが、ヒントもあるので見落とさずに木下を無事に過ごさせてあげてください。
ヒントを入れる入れないは自由ですが、最低でも「ゲームのタイトル」は入れないといけませんよね?
その時間も込みで約1分30秒です。
ムービーの頭に入れるのか、途中に入れるのか、最後に入れるのか。
このあたりはBGMとの兼ね合いや作者の好みもあるので、なかなかどれがベストとは言えませんね。
おわりに
ジャム君はAfter Effectsに頼りましたが、その他のソフトを使っても変わらないポイントばかりです。
ただ、有料ソフトだけあって使い勝手はいい、という感じですかね。
使い方の情報量も豊富ですし。
ぼっち作業でも作れる程度のムービーなのですから、複数人で制作に挑んでいるならばもっと意見も出やすくいいムービーを作りやすいと思いますよ。
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