前回の記事でも紹介した、YouTubeの誤BAN騒動にも一役買ってくれるわんコメ。
そんなわんコメは、基本無料のソフトですが、機能が強化された有料のPRO版も存在しています。
今回は、わんコメの通常版とわんコメのPRO版との違いを解説するとともに、PRO版の入手方法を紹介していきましょう。
わんコメのPRO版とは
わんコメのPRO版とは、無料で使えるわんコメの機能が強化され、より使いやすくなったバージョンのことです。
ただし、基本的なわんコメ機能面では、無料版と異なる点はありません。
例えば、「PRO版でしかコメントが取得できない」「PRO版でしかカスタマイズできない」といったことはなく、わんコメを利用していてより便利に使いたい場合に開発者のアスティさんへの開発・維持費サポートの一環として、便利機能のリターンがPRO版に搭載されています。
わんコメのPRO版は具体的に通常版とどのような違いがあるのか
わんコメのPRO版と通常版を比較したとき、具体的にどのような違いがあるのかは、公式ドキュメントにも記載がなされています。
公式ドキュメントもわかりやすいですが、ここでは開発中の5.0β版機能も含め解説していきましょう。
コメント表示がスムーズ
無料版でもこれまでPRO版で使われていた方式でコメントを表示するようになったため、差があるのはバージョン4.Xまでということです。
わんコメPRO版に搭載されているテンプレートでは、動画の左側のように、スムーズなコメント表示が可能となっています。
また、バージョンが新しくなるほど、サンプルに作った動画ほど通常版のテンプレートでも、一気にコメントが読み込まれにくくなっています。
この機能は、動画でもわかるとおりコメントが大量に流れる配信ほど効果的で、カクカクとした表示になりにくくなるのが特徴的です。
というのも、わんコメのPRO版では、多くのコメントが流れてきてもコメントを1件ずつ取得し表示させているため、無料で使える通常版に比べてコメントの表示がスムーズです。
また、コメント取得に際するPCへの負荷も軽減されているため、パソコンへの負荷が高くなりがちな重いゲームをしていたとしても、通常版よりPRO版のほうが多少なりとも快適に動作するようになっています。
コメントを1件ずつ処理し、PCへの負荷も軽減している結果、同じタイミングで打たれたコメントに対し、表示されるコメントにもタイミングのズレが発生してしまうわけです。
ただし、コメント処理の関係上か、PRO版のほうが処理にかかる時間が短く、表示が速いです。
また、通常版だとコメントの流れが緩やかであっても、PRO版にはないコメントの詰まりが発生してしまうことがあるようです。
PRO版専用テンプレートがある
通常版にもテンプレートは複数入っていますが、PRO版にすると追加で「audience」「cheer」「jugon」「vertical」「the-world」「cloud」「horsetails」「horsetails-right」「scramble」「neon-ex」「cyber-mx」という11個の追加テンプレートを使うことができます。
PRO版の専用テンプレートも、だいぶ数が増えてきましたね。
それぞれがどのような表示で、どのようなカスタマイズができるのかは、テンプレートジェネレーターを使ってみるとわかりやすいでしょう。
audienceは、下の方からコメントが現れ、少しすると消えていきます。
verticalは、テンプレートで珍しい縦書きになっています。
そしてcheerは、下から「\/」の吹き出しで表示、jugonは縦書きと横書きが選べるホラー風の表示ができるものです。
またthe-worldは奥行きのある右から左へのコメント表示、horsetailsとhorsetails-rightはコメントが生えてくる感じ、scrambleは文字化けからコメント表示される感じと、特色のあるテンプレートが揃っています。
PRO版を導入した際とPRO版をやめる際の注意点
PRO版と通常版のテンプレートは、通常版で使っていたテンプレートと同じものでも違うもの扱いのため、PRO版を使うのであればPRO版のテンプレートを参照するように心がけましょう。
PRO版導入後も通常版のテンプレートを使うことはできますが、メリットというメリットはないと言えます。
OBS上のプロパティからテンプレートの参照先をPRO版に切り替えるか、PRO版テンプレートをわんコメからドラッグ&ドロップでOBSに入れ直しカスタムCSSや位置・サイズなどを変更し直し、通常版と差し替える必要があります。
逆にPRO版導入後にライセンスを切らし通常版に戻す場合には、PRO版テンプレートの一切とPRO版専用の機能が使えなくなりますので、PRO版テンプレートから通常版テンプレートに置き換える必要が生じます。
通常版に戻すと「【PRO】」と名前のついているテンプレートは使えなくなる、というわけですね。
無料版であれば無料版の動き、PRO版であればPRO版の動きを自動で切り替えてくれるため、無料・PROを行き来してもテンプレートを入れ替える必要がなくなっています。
ただし別の問題として、バージョン5系にするとOBSなど配信ソフトに入れているテンプレートを入れ直す(場所の参照をし直す)必要があるため、初めてバージョン5系にアップデートした際には驚かないようにしましょう。
リモートビュー機能が使える
リモートビューという機能が3.2.0以降よりPRO版で使えるようになりました。
リモートビューは、同一のネットワーク内にあるわんコメで処理しているコメントやメモ、翻訳などを、スマホやタブレットなどでも確認しながら遠隔で編集することも可能となる機能です。
編集をする機能を使わずとも、パソコンのモニターが1つしかなく、配信中にコメントが確認しづらいケースでも、ふだん使いや余っているスマホやタブレットを使用し、コメントを表示させる簡易ディスプレイとして活用が可能なため、パソコンの画面が狭いほどありがたみが増します。
iPhone/iPad/Androidなど、さまざまな機種で動作するように設計されているようですが、PCのセキュリティソフト設定を変更しなければならない場合もあるため、導入方法をよく確認して動かしてみましょう。
ちなみにですが、Fire HDシリーズなんかも使えます。
メインのスマホしか持っていないので配信時に使うのはちょっと怖い、スマホだと画面が小さくて見づらい、というときにも買いやすいものではありますね。
アンケート機能が使える
わんコメ4.0の目玉ともなっていたのが、アンケート機能です。
単なるアンケート機能ならば、YouTubeなど配信しているサイトにもともと機能として備わっている場合もあるでしょう。
ですが、複数のサイトで同時配信している場合、同じアンケートを取っても、それぞれのサイトに備わっている機能を使ったのであれば、すべての票を集計してくれはしません。
わんコメのアンケート機能ならば、配信しておりコメントを取得しているサイトからすべての票を集計し、結果に反映させることが可能です。
最大8個の選択肢を作ってその中から選んでもらえる選択式、好きなワードで設問に対する答えをもらえるリクエスト式、シーンに合わせてアンケートを使い分けることが可能になっています。
また、アンケートをあらかじめ用意しておくことができるため、配信中にカタカタ新たな設問をタイピングして用意する手間もなく、スムーズな配信が可能となりそうです。
クイズ機能が使える
アンケート機能の派生機能であるクイズができる機能が、現在βテストを行っているわんコメ5.0で実装されます。
クイズ機能は、アンケート機能が使えるPRO版にのみ提供されるものであるため、「クイズ機能だけ無料で使いたい!」といった要望は受け付けていない状況のようです。
この機能を使えば、アンケートとはまた違った、リスナー参加型のクイズコーナーを実施でき、正解が多い順も発表できるため、リスナー参加型の配信をよくされている配信者さんには必見の機能となっています。
コメント解析機能をより多く使える
わんコメ5.0から、コメント解析という機能が実装されます。
無料版でも一部機能は使えるのですが、「条件が1つ」かつ「最大1,000件まで」という縛りがあるため、コメント解析の機能を使い込むのであれば、PRO版は必須と言えるでしょう。
わんコメ定例でも話があったとおり、「コメントログを残す」にチェックを入れておかないと意味がない機能であるため、今のうちからログを残すようにしておくと幸せになれるでしょう。
配信時間やコメント数によってファイルサイズは大きく異なりますが、必要ないのであればファイルを削除するか、古いものは大きな容量のドライブに移動させてしまうなど、容量を圧迫しすぎないようにご注意ください。
ギフト用の読み上げが使える
PRO版にすることで、通常のコメントとギフト用と、設定を分けて指定することが可能になっています。
通常の読み上げ設定は通常版でも可能ですが、ギフト(スパチャや無料ギフトなど全般)設定と共通になっています。
しかしPRO版では、「ギフト用の読み上げフォーマットを使う」ことができるため、通常のコメントとギフトで、読み上げ方を変えることができるわけです。
使い分けとしては、たとえば通常のコメントでは「本文のみ読み上げ」させる、ギフトでは「名前とコメントとギフト金額を読み上げ」させるなど、特別感を演出することもできるということですね。
これまでは、PRO版が必要なことが明記されていませんでしたが、5.0からは「プロ版」とラベルがついたことにより、PRO版を使っている間に「通常版に戻したら使えなくなる機能」だと視覚的にわかりやすくなっています。
セットリストが作れる
わんコメ5.0では、歌枠に便利なセットリスト(セトリ)を作っておくことができ、カラオケのリンクやPCに保存してある音源などを選択して保存しておくことが可能になっています。
毎回手動で、歌枠のセットリストを作っていた方にとっては、早く使ってみたい機能の一つではないでしょうか。
今のところ無料版でも使える予定になっている機能ではありますが、作っておけるセットリストの数に制限があるため、使い込むほどPRO版が有利になりそうです。
登録しておいたYouTubeのURLやPCに保存しておいた音源など簡単に開いてカラオケを開始できるので、公開停止やファイルの削除などがない限り、毎回手動で探す必要がないところも楽な設計です。
仮にリンク切れなどを起こしてしまっても、別のカラオケ音源があれば差し替えることも容易なため、焦る必要はありません。
権利絡みでいろいろ面倒ですし、何かあっても自己責任です……
コメントファイルを書き出さない機能が使える
4.0にて搭載された機能の一つが、PRO版専用の「コメントファイルを書き出さない」代わりにパフォーマンスが向上するという設定オプションです。
この機能を使うと、通常版のテンプレートは使えなくなります。
テンプレート一覧の中に表示はされませんし、すでにOBSに通常版テンプレートを入れてあっても、コメント表示ができません。
コメントがあるたびに、コメントファイルを書き出すことがなくなるため、コメントの流れが早い配信であるほど、恩恵がありそうな設定オプションと言えるでしょう。
ただ自分はテスターとして、またわんコメを使わせていただいている間のバグ報告時にコメントファイルの確認を必要とすることも多々あるため、怖くてオンにはできていません……
自分の配信だと、そんなに流れの早いコメントはない、せいぜいSHOWROOMで種を投げていただいている間くらい、という弱小感もあるので、今のところ多くは使っていないオプションです。
また、わんコメ5.0からは通常版とPRO版のコメント表示方式が同じになっているため、この機能は撤廃されました。
WordPartyの機能が強化される
物を降らせたり飛ばしたりすることができるWordParty自体は、わんコメの無料版でも使うことができますが、PRO版ではその機能を強化することができます。
具体的には、演出には「紙吹雪」と「投てき」が増えます。
さらに、YouTubeのカスタムスタンプ(メンバー用絵文字)やリアクションにも対応しているため、演出方法の幅が広がるでしょう。
WordPartyで多彩な演出を好んで使っている方は、PRO版にすればより高度で多くの演出を設定しておくことができます。
【番外編】わんコメへの要望が送れる
これはPRO版の機能というわけではないため「番外編」とさせていただきましたが、FANBOXでわん500以上の支援を行う(PRO版のライセンスを手にしている)と、わんコメへの要望を送ることができます。
しかしながら、要望を送るだけならば、YouTubeのメンバーシップでも送ることができる特典があるため、PRO版限定というわけでもありません。
無料版をお使いでも、YouTubeのメンバーシップに加入されていれば、わんコメへの要望を送ることができるからです。
より詳しいことは、FANBOXとメンバーシップどちらに加入したほうがお得かをまとめた記事があるので、そちらも参考にしてみてください。
ただ、わんコメのユーザーフォーラムには、「提案」を送れる場所があり、そこは誰でも無料で送ることができるため、「要望」ではなく「提案」であれば完全に無料で送ることはできます。
ですが、提案と要望は似て非なるものですので、「これを作って!」系のものは要望と思っておいていいでしょう。
わんコメPRO版の入手方法
わんコメPRO版を入手するためには、3パターンの入手方法があります。
- FANBOXで支援する
- Twicasのメンバーシップに登録する
- わんバサダーになる
- スポンサーになる
いずれかの方法で、PRO版のライセンスキーを入手して使えば、お使いのわんコメ通常版がPRO版として動作するようになっています。
一番確実に入手できる方法としては、FANBOXで支援する方法とTwicasのメンバーシップに登録する方法です。
その他の方法は、アスティさんに選んでいただく必要がある(さらに常時募集をしているわけでもない)ため、かなりの活動実績を積まないと選出されるのは困難かと思われます。
FANBOXで支援する
公式ドキュメントのPRO版の登録方法を見ても、上記のような情報は載っているのですが、FANBOXで支援するのはどこからなのか、わからない人もいることでしょう。
わんコメのFANBOXは、ここになっています。
わんコメのFANBOXを見ていただくと特典の記載もあるためわかりやすいですが、500円以上のプランで支援をすると、PRO版ライセンスキーを入手することができます。
つまり、「わん500」「わん1000」「わん2000」「わん5000」「わん10000」いずれかの支援プランであればPRO版ライセンスキー入手の対象となります。
ですが、「わん100」「わん300」は支援だけのプランになっているため、PRO版を入手することはできません。
そして注意していただきたいのが、FANBOXの仕様上、それぞれのプランは月額制です。
そのため、わん500でPRO版を使うことにしても、1年で6,000円を支援することが条件となっている点は心に留めておく必要があるでしょう。
自分で配布するのはもちろん、配布してくれるという声がかかっても、タダ乗りするようなことはしないようにしましょう。
わんコメが、公開されなくなってしまいます。
支援プランの差
FANBOXの支援プランには、先ほど説明したとおり「わん100」「わん300」「わん500」「わん1000」「わん2000」「わん5000」「わん10000」の7パターンが用意されています。
この支援プランの差というのは、ひと言で表すならば「PRO版ライセンスを含むか否か」です。
わん500以上のプランでPRO版のライセンスキーを入手できるため、PRO版を使いたいだけならば、わん500に加入すればいいということになります。
さらに、わん500以上のサポートをすれば、「クレジット表記が任意」「わんコメへの要望が送れる」といった特典もついてきます。
【クレジット表記について】
いくつかご質問や要望など頂きましたため、規約に説明を追加し緩めました?ポイントをまとめますと、
1. 無料版として使用する場合のみが対象(PRO版は任意)
2. 概要欄がないときや極端に文字数制限が厳しい場合はOK
3. リンクは可能であれば記載してもらえると嬉しい https://t.co/atIK9uk0KK pic.twitter.com/oNrDDoHJba— 【公式】わんコメ – OneComme (@one_comme) February 28, 2023
「わん100」と「わん300」については、PRO版のライセンスキー以外にわんコメへの要望という特典がついていない点には注意が必要です。
無料で使っているのか有料版(PRO版使用 or わん500以上の支援)にしているのかは外部からはわかりにくいため、むやみに「わんコメ使っているのに書いていない、違反だ!」などと配信者さんを責めたりすることはやめておきましょう。
では、わん1000以上のプランはなぜ存在しているのか。
それは単純に、わんコメを開発しているアスティさんが負担しているサーバーやドメインなどの維持費、開発にかかる費用(翻訳代など)をより多く支援し、役立ててもらうためです。
今後、プランごとにもっと違うリターンが発表される可能性(専用テンプレートなど)はありますが、現状は支援プランの差としては、わんコメのPRO版ライセンスキーが入手できるかどうかの差しかありません。
実際にプランごとに違うリターンが発表され、わん2000以上でサポーターとして公式サイトへの掲載、わん10000でスポンサーとして公式サイトへの掲載と、わんコメの公式サイト上で紹介してもらえるメリットが増えました。
さらに追加で、わん5000とわん10000だと、一部販売テンプレートが値引きにもなるため、お財布に余裕があるならば上位プランも全然ありです。
もちろんPRO版を必要としていなくとも支援したいという気持ちで、わん100やわん300を選択いただき、心ばかりの支援をするのも一つの応援方法ではありますね。
Twicasのメンバーシップに登録する【加入受付停止中】
アスティさんのTwicas(ツイキャス)に登録すると、FANBOXでわん500以上のプランに登録したのと同じく、PRO版のライセンスキーを入手できます。
FANBOXとの違いとしては、
- 登録した日から1か月更新で使える
- Twicasのメンバーシップバッジがつく
このあたりが違うのみで、ライセンスキー自体は同じ機能です。
ただ、FANBOXだと月の半ばで加入するとちょっと損した気分になるかもしれませんが、Twicas(ツイキャス)から登録すれば、わん500と同じ500円でその日から1か月間の利用が可能となるため、中旬頃に加入するならばお得感は増すかもしれません。
わんバサダーになる
わんバサダーは、わんコメのアンバサダーのことで、特定の期間中に募集されている「わんコメの宣伝大使」のような立場の方です。
わんコメに関する開発や発言をしていたり、ユーザーフォーラムで積極的な対応をしていたり、配信で使っている実績があったりなど、一定の条件があります。
しかし、条件を満たしてわんバサダーに応募しても、必ず選ばれるとは限りません。
まず常に募集しているわけではないため、わんコメ作者であるアスティさんの定例配信を確認するとわかりやすいでしょう。
わんコメの定例配信では、新機能の発表や新しいバージョンの解説、わんコメと連携させたツールを使った面白い表現などが確認できるため、わんコメを使っているならば見ておいて損はありません。
また、わんコメ定例やわんコメのDiscordサーバー、アスティさんのTwitterなどである程度の絡みがあり自分のことを知ってもらえていないと、立候補しても「どちら様?」状態ですので、積極的に話しかけに行くのも重要とも言えるかもしれないですね。
実際に私自身が2023年のわんバサダーに選出していただきましたが、わんコメ3.2のあたりからβテスターなどのテスターを主体に活動を頑張ってきました。
このブログでわんコメのことを書いているのも、活動の一つですし、テスターとしても積極的に参加しましたしTwitterでのわんコメ布教も行い、アスティさんの目に留まっていたというのもあったのかもしれません。
(実際のところはわかりませんけど)
最近は、ネタとしてslim-youtube-customやbasic-twitter-customというテンプレートを作ったりもしているので、よかったら使って感想を送ってみてください。
スポンサーになる
わんコメのスポンサーに関しては、正直選抜基準が不明です。
おそらくの話にはなってしまいますが、ある程度大きな配信者のところへアスティさん自身が赴き、別のコメント表示のツールをお使いならばわんコメの使用を打診するといったことをしているのではないでしょうか。
スポンサーとして選んでいただけたのであれば、PRO版のライセンスキーも手に入れることができますが、わんバサダーに選んでいただくよりもはるかに狭き門と思われます。
また、FANBOXのスポンサーやサポーターとは別で、現在も実施しているのかも謎ではあります。
VIP報告者になってライセンスを無料でゲット
わんコメのDiscordで公開版・β版どちらか(両方でもOK)の動作報告を一定数以上すると、VIP報告者というものになれる制度が開始されました。
VIP報告者は、わんコメ定例で解説されたとおり、Discordでわんコメの動作報告をして条件を満たしている間、専用のチャンネルにアクセスでき、そこでVIP報告者用のライセンスが無料で手に入れられます。
あくまでもVIP報告者である間だけ使えるライセンスのため、毎月集計される一定数の動作報告数を下回ってしまうと権利を失ってしまいますが、逆を言えば一定以上の報告をしていれば、半永久的に無料でわんコメのPRO版ライセンスを手に入れられるということです。
この制度は「支援せずともPRO版が使えるように」と用意されたものですので、無料でPRO版を使いたい方は、ぜひわんコメの公式Discordで動作報告をしていってください。
FANBOXで月500円以上の支援をしてより快適なPRO版を手に入れよう
YouTubeで問題となってしまった誤BAN対策もできるわんコメのPRO版は、FANBOXで月500円以上の支援をすれば、すんなりと入手することができることがわかったでしょう。
ある程度の同時視聴者数(リスナー)を抱え、コメントの流れも比較的速い配信を行っているのであれば、PRO版に切り替えたほうが圧倒的に快適な配信が可能となります。
キャンペーンを待ってもいいですが、次回開催日は未定のため、すぐにPRO版の機能を使いたいとなると、たまたまキャンペーン期間中でないと厳しいものがあります。
そのため、ある程度の同時視聴者数を抱え、PRO版に興味を持たれているのであれば、わんコメ定例配信やDiscordサーバーで情報を仕入れつつ、FANBOXから支援をしてPRO版のライセンスキーを手に入れるのが一番の近道です。
カフェで飲むコーヒー1杯前後のお値段で毎月のわんコメPRO版が維持できると考えたら、結構お安いと思えてきませんか?
特に、コメント表示のスムーズさはコメントが多いほどきれいに見える機能となっており、専用のテンプレートも徐々に数が増え、PRO版限定機能も多くなってきているため、ぜひFANBOXから月500円以上の支援を検討してみてください。
もちろん無料で使い続けるのも悪いことではなく、無料版の範囲でも十分な機能を持っていますので、利用規約でお願いされている「クレジット表記」だけは忘れないようにしたいですね。
わんコメに要望を出すときにも、わん500以上のプランは大活躍ですので、無料のまま使うのかPRO版にするのか、この記事を参考にしながらでも定例で質問をしながらでも、じっくり考えてみてください。
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