広告収入であるアフィリエイトやGoogle AdSenseで本当に稼げるのならば、ノベルゲーム制作者にとっても嬉しいところ。
うまく稼いでいる方は月収にして数十万から百万以上の方もいらっしゃいます。
稼げれば大きい収入になるのですが、本当に稼げるのかが問題です。
最初に、実際どれほど稼ぐことができるのか、ジャム君の実例を見ていきましょう。
立ち上げたばかりのこのサイトだと?
立ち上げて約1か月のこのノベルゲーム開発所。
ツイッターとの連携も図り、まずはサイトを知ってもらうという目標を持って始めているわけですが、はっきり言って現状このサイトだけじゃ食っていけません!
ですのでアドセンスに頼らず、本業で稼いでいます。
副業としてサイト運営されている方も、結構多いんじゃないですかね。
実際のところいくらアドセンスの収入あるのかは規約の関係で明言できないのですが、「1日1円あればいい方かな?」ってレベルです。
なぜこんなにも低い数値かというと、そりゃ見てくれている方がまだまだ少ないからですよ。
なるべく長時間、複数ページに渡り滞在してくれ、サイトを楽しんでもらえる。
そのようなサイトを目指さないといけないため、ノベルゲーム制作というコアなジャンルで運営しているこのサイトは、なかなか集客が難しいともいえますね。
もちろん大手サークルだったり、既に超面白い作品があったりするならば、立ち上げてすぐにでも結果は出てくるかと思います。
広告収入を得る方法とは
Google AdSenseは文字どおりGoogleのサービスですが、アフィリエイトは広告全般を指しており、導入も会員登録するだけレベルのサイトもあります。
アドセンスはジャム君、運よく審査をパスすることができました。
ただ情報の参考にしていたサイトを巡っている限りだと、Google AdSenseの審査は厳しくなっているので、立ち上げたばかりだとまず通りません。
その理由として、立ち上げて本当にすぐ申し込んでも、記事やコンテンツが少なく、情報不足なサイトとして却下されやすいんですよね。
せめて数個はまともに整っている記事がないと、審査をパスするのは難しいようです。
当然アドセンスの規約に触れるものは書かないとして、審査前に10記事、審査中にもそれまでどおり更新をしておけば、それなりに安心じゃないですかね。
気をつけないといけないのは、インデックス登録。
インデックス登録を拒否していると、少なくともGoogle AdSenseには通らないようです。
登録完了しないと、広告収入を得られませんからね!(笑)
どうしてもGoogle AdSenseに通らない、アドセンスじゃ規約上無理な内容をほぼ全体に含んでいる場合には、諦めてほかのアフィリエイトを利用するのが吉です。
ジャム君はA8.netを利用しています。
簡単に登録でき、サイトの審査なしで掲載できる広告も多数あるのが魅力ですね。
自分のサイトに合った広告を選択できるので、明らかにマッチしていない広告が自動で入ってしまうこともありません。
特にこのサイトみたいな特定のジャンルに特化したサイトだと、こういうアフィリエイトの方が使い勝手のいい場合もあります。
というのも、ノベルゲーム制作やプレイ、開発にまつわる関連話をメインに扱っているサイトなので、そんなところに転職の広告とか日用品の広告とかいらないでしょ?
いや「ちょうど探しているところだったから」ですとか、それらに興味があると自動的に判断されているのでアドセンスでは表示されているものなのですが・・・
A8.netみたいなアフィリエイトでは自分の持っているサイトに合ったものを優先的に選んでいったほうがお得なわけです。
もちろん中には、Google AdSenseのようにターゲッティングとして気になっているものを表示してくれる場合もあります。
表示される広告って?
表示される広告は、こんなものです。
次のものは例なので、クリックしても何も起こりません(笑)
こんな感じの、色んなサイトでよく見かけますよね。
こういうものを設置し、アクションを起こしてもらうことで、収入につながるのです。
アクションとは具体的には、
いずれかに該当します。アフィリエイトはほとんどが一番上ですね。
Google AdSenseならば、一番下の「見てもらうだけ」で収入を得ることも一部広告でできます。
当然「見る」ことにも定義があり、条件を満たさないと意味を持ちません。
見てもらうだけで収入になるならウハウハじゃん? と思うでしょ。
確かにそういうシステムなのですが、それは閲覧者が増えてからのお話がメイン。
ほとんど閲覧者がいないようなこのサイトだと、そもそも「見る人」がいないわけで(爆)
仮にこのサイトが超人気なサイトで、さっきの広告例がたまたま「見るだけ」で報酬を得られるものだったとすると、見るだけの報酬でも結構ボロ儲けできる可能性が出てくるわけです。
注意点としては、Google AdSenseだと「見るだけOK」な広告だとクリックがあったり成約があっても、別途報酬は発生しません。
クリックや成約があろうとなかろうと、「見る」定義を満たしただけの収入にしかならないため、1クリックいくら形式の広告よりどうしても劣ってしまうこともあります。
A8.netだと、1クリック1円の広告が多いですね。
Google AdSenseのクリック単価はこちらから事前に見ることはできませんし、名言することも禁止されています。
アドセンス、審査も厳しければその後の運営にも目を光らせているため、かなり厳しいです。
審査が厳しくなったのも、監視が厳しいのも、以前「やらかした」人がいたからじゃないかと思ってしまいますね。
どこの企業だって、広告を載せてくれる媒体も重要ですが、お金を落としてくれる広告主の方が重要ですから。
大きな広告主が手を引いて別の企業に依頼配分を多くするようになったら困るわけで、より広告主の意見は尊重されます。
資本主義として当然!
アフィリエイトやGoogle AdSenseに申し込む前にすべきこと
アフィリエイトのサイトやGoogle AdSenseに「広告載せますよ」と登録するにあたり、注意しなければならないことがあります。
それは当然、利用規約です。
アドセンスは先ほどからのとおり利用規約がかなり細かく厳しいですし、登録は簡単なアフィリエイトでも確実に利用規約は存在します。
これらのサービスに申し込むにあたり、自分のサイトが掲載できないコンテンツではないか、最低限確認する必要があります。
違法なことは当然NGですが、それ以外にもNGなものは多くあります。
最低限とはしましたが、全体にちゃんと目を通しておかないと、いざ「出金できるぞ」という頃に「違反してるので・・・」となるかもしれないので、注意が必要ですね。
広告を掲載できるスペースも必要
ジャム君はこのサイトを持っているわけですが、エックスサーバーでWordPressを使った有料サービスを利用して運営しています。
WordPressは無料ですが、エックスサーバーのレンタル費用が有料ですね。
あとは独自ドメイン、このサイトでは[nvl-game.tokyo]の取得や維持の費用がかかります。
レンタルサーバーを使った運営なので、エックスサーバーとしてNGな行為はありますが、アフィリエイトやアドセンスで広告収入を得ることは禁止されていません。
むしろ独自ドメインくらいは持っておかないと、広告掲載をしようと思って申し込んでも拒否される確率が高まります。
無料のブログサービスでも一部使えますが、本腰を入れるならば有料プランに切り替え独自ドメインでの運営をしたり、元からある広告を排除したりした方がいいでしょうね。
ジャム君としては、レンタルサーバーを借りたほうが経済的だと思いますけど。
レンタルサーバーの方が経済的な理由
レンタルサーバーじゃなくても、使い方がわかればVPSでもいいですよ。
もちろん自前のサーバーで、電気代はかかってもレンタル費用ゼロにするのもありでしょう。
ただ今回は、レンタルサーバーという前提で話を進めていきますね。
レンタルサーバーの会社は様々あるため、料金も品質もピンキリです。
ジャム君が借りているエックスサーバーは、エックスサーバーのX10プランでエックスサーバーの中では一番下のプランですが、3か月更新にしてあるので月額1,200円。
性能は高めですが、値段も相応に高めですね。
「有料ブログ何か月分の料金だよ!」
と思うかもしれませんが、エックスサーバーの機能一覧を見てもらいたい。
無料お試しが10日間と申し訳なさ程度についているのは「納得してから契約してね」というものであり、多くのレンタルサーバーで行われています。
注目すべきは、200GBというスペースをかなり自由に利用できるというところですよ!
写真だろうが制作したノベルゲームのダウンロード用データだろうが、規約の範囲内ならば使い方は自由。
はてなブログProだと、月額1,008円(毎月払い)で使えますが、月にアップロードできる写真は3GBまでです。
まあブログの写真で3GBって、どんな写真使いまくりサイトなんだろ、という感じもしますが。
写真撮影が趣味で、一眼レフで撮った写真を高画質なままアップロードしまくってたら、足りなくなったりしますかね。
しかもある程度無料の頃から比べてカスタムはできるとはいえ、ベースははてなブログのまま。
独自ドメインは使えるようになりますが、自由度からするとレンタルサーバーには及ばないんですよね。
ブログ投稿の簡単設計という点では、はてなブログProの方を使い続けたほうが楽かもしれませんけど。
ジャム君みたいに、ノベルゲームの公開もしていくぜ、みたいな方は断然レンタルサーバーを選ぶべきですね。
どうしても広告収入が得られない場合には?
ノベルゲーム開発所として、どうしても広告収入が得られない方におすすめなのは・・・
制作したノベルゲームを販売すること
です。
無料でなく有料になれば、それでもプレイしたい人は買ってくれるでしょう。
ノベルゲームの制作者ならば、いま作っている、作ったことのあるゲームという財産も収入源になるわけです。
どうしても無料じゃないと嫌だ、という人は離れていってしまうかもしれませんが、制限付きの体験版を公開し持っているホームページで宣伝もしていくことで、やっぱり買ってみようという気になってくれる人もいることでしょう。
この時の価格設定にも、ポイントはありますよ。
高いと買わない
当たり前ですが、高いゲームは買ってくれません。
特にノベルゲームというジャンルの特性上、よほど作り込まれて既に売れているサークルの続編ならともかく、無名の作者のゲームに何千円も払ってプレイするなど、ほぼないですね。
いえ、たまにそういうものでも買ってくれる方もいらっしゃいますけど、稀なケースです。
設定する料金は慎重に決めねばならないわけです。
ジャム君推奨なのは、ワンコインである500円がリミットですね。
欲を出さないのならば、100円というワンコインでもいいと思います。
ただし、ゲームの販売サイトに登録でき売上があったとしても、結構な手数料が取られるため、レンタルサーバーを持ち、出来る限り手数料の少ない方法で購入とダウンロードできるよう設計するのがベストな設計です。
おわりに
アフィリエイトやGoogle AdSenseのような広告も立派な収入源にできる可能性は秘めていますが、波に乗らないとなかなか厳しいもの。
そんな広告収入だけに頼らなくてもいいのが、ノベルゲーム制作者だと言えるわけですね。
自分で作ったゲームを販売すればいいんですから。
・・・広告と同じで、売れるかは別問題ですけどね?(笑)
ではでは、よい制作ライフを!
ゲーム制作者でない方も、この機会にノベルゲーム制作を考えてみてはいかがですか。
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