ノベルゲームに登場させるキャラクターも、非常にリアルなキャラクターを使っていたり、背景画像を実写にすることに意味がある場合は違います。
ほとんどの場合、イラスト立ち絵+実写背景ってアンバランスさが目立つんですよ。
あまり気にならないシーンもあれば、そんなの気にしなきゃいいとも考えられるんですけどね。
ただ、ちょっと修正したいって時に便利なのがやっぱりPhotoshopさん!
もちろん、ほかのソフトで同じようなことをしても、効果は得られますよ。
実写と修正後の違い
まずは、次の2枚を見比べていただきましょう。
実写背景
素材提供元:騙り部の影/フリー素材屋Hoshino (敬称略)
Photoshopでの修正後背景
素材提供元:騙り部の影/フリー素材屋Hoshino (敬称略)
ちょっと無理矢理感が残るのは否めないのですが、だいぶ変わったでしょ?
写真を加工するメリット
今回のシーンでは、大きく色を変える必要がなかったためそのままですが、写真を加工すれば大きなメリットがあります。
それは、写真をそのまま使うと天気も時間も固定ですが、写真を加工すれば天気や時間帯をある程度変化させられることです。
ノベルゲームに限らず、簡単にゲームが作れるソフトなら特に簡易的に画像の色を変える機能も備えていることがあるため、朝の写真を夕方や夜にすることもできますが、ちゃんと加工してあげればもっとスムーズに変化します。
まあ、労力かけているんですから当然ですが。
特に、星や電灯など、色が変わっただけでは表現できない部分は、Photoshopなど画像編集ソフトで手間をかけてあげるときれいに仕上がります。
それに、Photoshopにはもともと表現手法を変える機能が備わっているため、プレビューしながら好きな雰囲気に画像を簡単に変えてしまうこともできます。
もっとジャム君が腕を磨けば、さらにイラストっぽい背景で修正も可能ってことですね。
写真を加工するデメリット
ひと言で言うならば、めんどくさいです。
慣れてきて、ある程度変更する数値も定まってきていれば別かもしれませんが、最初のうちは特にめんどくさいです。
「バッチ処理すればいい」なんてことを主張する方もいらっしゃいますが、同じような写真でないならばバッチ処理は無茶です。
処理が必要な枚数が増えてもほとんど同じような写真で、ちょっとくらい品質落ちてても「できてりゃいい」ならバッチ処理でできるでしょう。
そうでないなら、微調整が必要なのでバッチ処理でできる範囲など最終的な出力くらいなものでしょう。
写真の修正をお任せにはできません。
バッチ処理が魔法の言葉のように使われていることもありますが、できないこともあります。
できないことがあったら手動でなければならないため、めんどくさいわけです。
Photoshopは本当に必要か
結論から言ってしまうと、画像の編集をよくしないのならまーったく必要ありません。
有料ソフトですので、お金を払うだけ無駄です。
学生だったり、パソコン教室に通っていたり、スクール経由で購入すると安くは買えますが、それでも有料です。
編集さえできればいい、ちょっとレイヤーも弄りたい、そんな人にはGIMPもありますからね。
それぞれやりたい編集に特化したソフトも探せばあるケースも多いですし、もっとスムーズに写真をイラストのように編集するのでさえPhotoshopなしでやれる人はやるでしょう。
ただ、めんどくさがりな方やサポート、情報の充実度を考えるのであれば、Photoshopは有料であるだけの価値あるソフトと考えています。
フォトプランを利用すれば、月額980円でPhotoshopが使えるようになっちゃいますし、フォトショだけ使いたいって方にはおすすめのプランですよ。
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