All in One SEO PackでXMLサイトマップを作っているなら今すぐ設定を見直せ!

All in One SEO Pack ソフトウェア関連
(C)All in One SEO Team
この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

All in One SEO Packは、WordPressの中でも有名かつ優れたプラグインのため、使っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、バージョン 3.7.1現在、ジャム君も使っているAll in One SEO PackのXML サイトマップ機能で生成されたサイトマップに、不可解な設定が。

インデックスやSEOに詳しい人ならば、大した脅威に思わないかもしれないです。

ただ、ジャム君のような弱小ブロガーにとっては、「脅威かもしれない」というだけで大問題になります。

それでは、All in One SEO PackでXMLサイトマップを作っていると何が脅威に感じてしまうのか、画像を交えつつ解説しましょう。

スポンサーリンク

All in One SEO Packで生成されるXMLサイトマップに異変

WordPressの優れたプラグインであるAll in One SEO PackのXMLサイトマップ機能を使っていましたが、ふと生成されたサイトマップを見てみると、その設定状況に異変が。

これまで、プラグインのアップデートは行ってきましたが、XMLサイトマップはもちろん、All in One SEO Packの設定自体、初期設定を終えたあとは微調整のみで、ほぼ触れていません

ということは、原因としてはアップデートによって起こったもので、All in One SEO PackでXMLサイトマップを作っているならば、どのサイトにも起こり得る問題と考えられます。

優先順位と頻度がおかしい

GoogleやBingなどの検索エンジンのボットが参照することになるサイトマップですが、その中の項目に「Priority」と「Change Frequency」という項目があります。

優先順位」と「頻度」というものです。

優先順位(Priority)は「0.0~1.0」まで存在し、数字が大きいほど検索エンジンのボットが優先的に参照する参考とします。

頻度(Change Frequency)は「Always~Never」まで存在し、毎日や毎週といった設定をすることで、検索エンジンのボットがそれを参考とします。

あくまでも参考とするだけであり、クロールする際に遵守するわけでもありません。

ここで問題となるのが、All in One SEO Packで作られたXMLサイトマップです。

All in One SEO Pack XMLサイトマップの問題

「投稿」ページ基準ですが、優先順位(Priority)が「0.7」に、頻度(Change Frequency)は「Weekly」です。

うろ覚えではあるのですが、以前は古い投稿ほど優先順位と頻度は低く、新しい投稿ほど優先順位と頻度が高く設定されていた気がするんですよね。

プラグインとして、一律固定に仕様変更したのは構わないのですが、頻度(Change Frequency)に「Weekly」を自動で入れてくるというのは、いささか不安が残ります。

「最新の投稿、反映されにくくないのかな?」

なんて疑念が湧いてしまいます。

あくまでもこの設定は、クロールの参考にすぎないものではありますが、絶対にもっと効率良く動くとも言い切れませんので、設定を見直したほうが良さそうです。

All in One SEO PackのXMLサイトマップ設定を見直す

そのままでも変わらない可能性もありますが、こっそり影響を及ぼしていたら大問題です。

All in One SEO PackのXMLサイトマップの設定は、変更か所が少なく済みますので、ちゃちゃっと変更を済ませて、安心してしまいましょう。

XMLサイトマップの設定変更方法

All in One SEO Packの「XML サイトマップ」機能を開き、画面を下の方にスクロールすると、「優先順位」と「頻度」の項目が最下部にあります。

この設定は、いじっていなければ、すべて「上書きしない」がデフォルトの設定となっており、今回の問題を引き起こします。

それを回避するためには、必要な項目を、必要な数値に設定してしまいましょう。

All in One SEO Pack XMLサイトマップの設定 優先順位と頻度

たとえば、うちのサイトでは、投稿の優先順位を「0.8」に、頻度を「daily」に設定しました。

選択が終わったら、「サイトマップを更新」の青いボタンを押せば、設定が反映されます。

この設定変更を行ったあと、手動でSearch Consoleのようなところでサイトマップを送信しておけば、設定変更を行ったことをスムーズに知らせる合図になるかもしれませんね。

もちろん、いくらサイトマップを手動で送信したとしても、いつクロールしてくれるかは相手しだいです。

少しでも不安に思うなら設定変更しないと損

XMLサイトマップで出力されているデータは、あくまでもクロールする際の参考シグナルとして扱われるものですが、絶対に無視すると誰が言った?

たとえGoogleでは無視するシグナルとして扱っていたとしても、Bingではクロール順を決める重要シグナルの一つとして扱っているかもしれませんし、すべての検索エンジンのボットが無視するものにならないのならば、決して無視はできません。

あれこれ難しい設定が必要なわけではありませんし、システムに詳しい人に依頼しないと設定できない項目でもありません。

今回の情報を知って、少しでもクロール頻度が減って、検索エンジンへの表示結果やインデックスに影響を及ぼすかもしれないと考えるのであれば、今すぐ設定を見直してください。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました