アニメから考える!ノベルゲームにおけるレイヤーの考え方

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最近、After Effectsでの作業のお勉強をしているジャム君です。

先日公開した24時間の逃亡生活につけたオープニングですが、あれはキャラ紹介色が強いのでゲーム紹介のムービーにして、オープニングとエンディングは別途用意しようかなと思っていたりします。

本編の進展具合は聞かないでください!
発狂しちゃいます!!

さて、今回はテレビで放送したアニメから考える、ノベルゲームで使う絵のレイヤーの考え方をテーマにお話をしていきましょう。

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絵は重なりで構成されている

ノベルゲームでもアニメでもそうなのですが、最終的に見ている側としては映像は1枚の絵に見えます。

ですが、制作者が作業している段階では「ほぼ」1枚であることはありません。

例えば人物の絵を描いていても、すべてのパーツを直接1枚の絵として紙の上に描くようなことはせず、ある程度のパーツごとバラバラに描き、あとで合成しているのです。

どういうことだってばよ?

人によっても、どのようなものに使うのかによっても作業は異なってきますが、こういうことです。

キャラクターの顔を描くのを例にしてみます。

輪郭や髪型のベースとなる線は、1つ必要となります。

それに、顔のパーツ

目、鼻、口、眉など、顔を構成するに最低限必要なパーツがそれぞれ必要となります。

さらに、顔を彩る装飾物

ヘアピンやリボン、頬の赤みなど別々に用意していきます。

このようなパーツを重ねて出来上がるのが1枚の絵で、パーツをそれぞれ描いているものをレイヤーと呼んでいます。

アナログでやるならば、薄い紙にそれぞれのパーツを描いて、完成品を透かしてみると1枚の絵に見える!
みたいなことです。

アニメで使われているレイヤーとは

アニメでも、レイヤーはしっかり使われているはずです。

業界にいるわけでも、超知識があるわけでもないので、アニメを見たところと作業上の効率化から考えると、という程度なのですが。

ただ、もしレイヤーを使わないのだとしたら、アニメは基本1秒間に24コマですので、動いているシーンはすべて手作業で動かす必要があります。

メインのキャラは立っているだけなのに、モブキャラが動いているだけで全部描き直し?

非効率的ですよね。
普通に考えて、レイヤーは使われています

レイヤーを使った実例

例えば、アニメのこのシーン。

エロマンガ先生 オープニング

オープニングで、液タブが回転しながらキャラはまばたきしていたワンシーンですが、ここでもレイヤーは大活躍します。

もし、「このシーンを1枚ずつ動いているように描きなさい」、と仕事を振られたら、アニメーターは大変でしょうね。

After Effectsの勉強をしながら、どういう効果を使ったらそうできるのかと、参考に録り溜めたアニメのオープニングやエンディングを見ていたジャム君なのですが、レイヤーの使い方がうまい作品は、複雑な動きもより立体的にこなしていましたね。

レイヤーはどうなっているのか

あくまでジャム君の推測ですし、実際にはもっと細かく分かれているはずですが、おおよそこんな感じです。

エロマンガ先生 オープニング レイヤー

前から順に、ピンク→赤→青→黄緑→黄です。

黄は全体の背景
黄緑は液タブの背景
青はキャラの体
赤は液タブの縁
そしてピンクがキャラの手ですね。

黄の背景なんてわかりやすいのですが、液タブが回転している間に他の部分も見えていたんですね。

ということは、一部だけ描かれているのではなく、画面全体に敷かれていると考えるのが妥当です。

もしそれが最前面に来てしまったら、全部隠れて背景の絵しか見えない、ってことになってしまいます。

このように、レイヤーは重要なキーになってくるわけですね。

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ノベルゲーム中にレイヤーはどう関係してくるのか

以上のことを踏まえた上で、ノベルゲームで使う動画やイラストを作成する以外にも、レイヤーはどう関係してくるのかは気になるところです。

開発中ゲーム画面0004

例えば、開発中のこのシーン。
これにもレイヤーが関わってきています。

まず、廊下という背景は最後部にあります。

先ほどの、黄の部分と同じ原理ですね。
これが前にいたら、全部隠れてしまいます。

その前にキャラクターが立っています。

髪の毛が、左のキャラほど全部見えていますので、右のキャラほど後ろのレイヤーに配置されています。

さらに前にあるのがメッセージボックス

その上にあるのが、文字とSAVEなどのボタン

そして、最前面にあるのが本来のゲーム中には出していませんが、右下の歯車ボタンですね。

このように、ノベルゲーム本編の制作中でも、レイヤーは密接に関係してきているのです。

まとめ

意外と奥が深いですよね、レイヤーって。

あ、色分けしたレイヤーですけど、あれは結構大雑把です。

実際の作業段階では、もっと分解できるようになっているような気もします。

特に顔のパーツですかね。動きますし。

もちろん、キャラクターを描いている段階で分けてあるはずなので、それを取り込めばソフトによっては勝手に分かれるんですけど。

レイヤーは上手に使わないと損なので、うまく使って作業を効率化させてみてくださいね。

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